和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第1216話 】
2016年 12月 16日 談
朝、目が覚めると境内一帯は銀世界となっていました。子供の頃はその事が嬉しくて待ちわびたものでしたが、何度経験しても不思議な感覚の世界です。アトリエから眺める雪景色は最高で、その美しい景色を眺めながら本日は来年の干支色紙「鶏の図」を描き続けました。毎日描いているせいか少しづつ上達していくようです。オリジナルの鶏になるのはもっと先になるかと思いますが、今は図柄に慣れるため同じように描いています。ここに来て動きも出て来たようで、お正月あたりには「コケコッコー」と新年の夜明けを告げるニワトリが描けるかもしれません。
さて、年末の大掃除もまだ宿題となっているだけに、時間との戦いで気忙しくなって来ました。「師走!」本当にその通りで、日々走り回っています。寺を留守がちにしている昨今ですが、和尚を訪ねて来て下さる方に失礼が無いよう、心の余裕だけは確保しておきたいと願っています。友峰和尚より