和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第1178話 】
2016年 11月 08日 談
北條総代様とともに
本日は火曜日で「寺カフェ」はお休み。やはりお休みは大切だと思いますが、和尚は休み無しで午前中はお檀家様の月参りにいきました。お参りを終えてお寺に戻ったところ、卑山総代で栃木県鹿沼市在住の北條様がお見えになっていました。所用で金沢に来られたとか。霊苑改葬工事の経過報告と共にしばし歓談しましたが、いつお会いしても紳士で素晴らしい総代様です。
雨が降る直前まで、井戸掘削の準備が進められていました
最近では兼務寺院三か寺の檀信徒の方々と、法事や年中行事などを通して交流も深くなっています。不思議なもので交流の深まりに合わせるかのように、お寺の法事も増えていきます。「寺離れ」や「墓じまい」等の現象は住職の布教活動の在り方にもその要因が有るかと思います。寺院の情報誌「月刊住職」が時々テレビのワイドショーで話題になりますが、その記事内容は実に興味の有るものばかりです。それぞれの宗旨によって色々教義的制限もありますが、青年僧の皆さんにはもっと自由な発想で伸び伸びと布教活動をして頂きたいと思います。「衆生本来仏なり」と江戸時代の禅僧・白隠禅師様が説かれているように、若きエネルギーを存分に爆発させて「なりきる、すてきる、おもいきる」の実践有るのみです。
さて気温がぐんと下がってきました。明日は大安禅寺で午前中に「生き生き法話」をすることになっています。大いに老人力を発揮したいとワクワクしています。ぜひ皆様お聞きください!! 友峰和尚より