和尚のちょっといい話
来月の18日に飛騨高山市宗猷寺(そうゆうじ)町の宗猷寺様で教区花園会大会記念法話が予定されていますが、今日はそのお近くの久々野町より素敵な女性の方々が寺カフェに来て下さいました。飛騨高山市にはこれまで幾度も訪ねましたが、国府町の安国寺様とは学生時代、僧堂時代を通じて長きに渡り友人としての御付き合いがあります。時間の許す限り、皆様と楽しくお話をさせて頂きましたが、いつしか心は飛騨へと飛んでいました。
久々野町は下呂温泉に行く道中に有り「飛騨リンゴ、桃」の産地として有名な町です。安国寺様からは毎年その産地リンゴを送って下さり、いつも美味しくいただいています。最近では卑山・寺カフェにも団体様が増えて来たように思いますが、女性の皆様とお茶を飲み、膝を交えながらの説法の時間はとてもホッコリしたひと時でした。
昔の寺院はおそらくそのようなスタイルだったと思います。住職とお檀家様との距離は実に身近だったに違い有りません。時代の変遷と共にいつしか一番肝心な「心」の交流が少なくなってきているのかも知れません。今日のネットニュースに「月刊住職」という寺院向け雑誌が今面白い! と出ていました。和尚も愛読していますが、寺院にとって極めて厳しい記事ばかりです。寶勝寺の新たな試みを多くの市民の方々に理解して頂く為にも、尚一層の努力と精進が必要と感じたものでした。
明日は金沢国際マラソン大会が開催されます。人生は真に以ってマラソンのようなものかも知れませんね。皆さん元気に走りましょう!!走れ、走れ、和尚さん~! 友峰和尚より