和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第1085話 】
2016年 08月 07日 談

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昨晩はリオ・オリンピック日本選手応援のためにテレビ観戦しましたが、流石に深夜12時を超えるあたりからは翌日の法務を心配して観戦を断念しました。熱帯夜の中での夜明けとなり、 なんとなく体全体がダルオモーな感じでしたが、今日は野町・少林寺様での年忌法要と野田山での墓参諷経が予定されていたため「イエイ!」と気合を入れての起床となったものです。今日の気温は36度を超え、少林寺堂内の扇風機も熱風を送っているようなもの。読経中は汗が背中を滝のように流れ、額から滴り落ちる汗にもお構いなしの状態。「お手上げ」とはまさにこのような状態を言うのだと思いました。

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金沢市の郊外、小高い山の中腹に野田山聖苑が有ります。そこには、加賀藩主・前田利家公一族が眠っている永代墓所も有ります。今日のお檀家様の墳墓のお隣りには、金沢が生んだ禅の哲学者「鈴木大拙」老師の御墓がありました。うっそうとした杉木立の中に何万基あろうかと思うほどの墳墓が立ち並んでいました。最近は熊やイノシシが出没し危険地帯ともなっているそうです。さて酷暑のみぎり、皆様はいかがお過ごしでしょうか? 次第にお盆も近づいて来ましたが、子供達夫婦の里帰りを心待ちされている方も多いかと思います。暑くなればなるほど旧盆の到来を肌で感じるものです。どうか皆様お元気にお過ごしください。友峰和尚より

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