和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第1056話 】
2016年 07月 09日 談
少林寺盂蘭盆会施餓鬼法要
終日雨模様となりましたが、そのおかげで気温も27度と過ごし易い一日となりました。今日は野町・少林寺で盂蘭盆会施餓鬼法要が午前10時半より厳修されましたが、いつもの年よりも多くの檀信徒の皆様が出席されました。今回で三回目の法要でしたが、時折涼しい風が堂内を通り抜けていく清々しい盂蘭盆会施餓鬼法要となったものです。
今日の法要には寺町一丁目の桂岩寺様が御加担下さり、素晴らしいお声で維納(お経を唱える人)をされました。昨日の瑞光寺に引き続いてのお盆のお施餓鬼でしたが、明日は寳勝寺での法要となります。
少林寺檀信徒総代 宮崎寒雉様よりご挨拶
法話のようす
最近では檀信徒皆様との交流も次第に多くなり、法要後も親しく歓談させて頂きました。お寺の住職の役割には色々あると思いますが、先ずはお檀家様との懇親が一番大切な事かと思います。先祖の御供養とお話しを通して御先祖の生前のお姿をも思い浮かべることが出来ます。少林寺は現在、先住職の奥様が87歳のご高齢ながら寺院を守っておられます。本日は手作りの霊供膳も真前に供えられ、またお掃除も徹底しておられ、本当に頭の下がる思いでいっぱいになります。
先代住職の御供養も合わせて修業されましたが、奥様にはいつまでもお元気でお過ごしいただけることを念じた盂蘭盆会施餓鬼法要となりました。さて皆様はいかがお過ごしでしょうか? 気候不順の折、どうかくれぐれも御身ご自愛ください。友峰和尚より