寶勝寺日誌
年末年始の悪天候の予報が信じがたいような、晴れの朝となりました。寳勝寺では今日も早朝から本堂屋根修復工事が進められており、瓦屋さんの車両が列をなして新しい屋根瓦を搬入されています。そんななか、山門脇に準備されているこちらの植物・・・、到着を心待ちにしておりました! 大安禅寺御用達・小森庭園の末政さまより寳勝寺へ御寄進賜りました一対の門松の為の、松竹梅、南天、ハボタン等々です。
今朝は住職により、寳勝寺山門に門松が組み立てられ、豪華に設えられました。
竹の高さを調整しながら、砂を投入しておられます。
梅、松、南天、葉ボタン等々、枝振りとバランスを見ながら挿していきます。
もう片方の門松とのバランスを調整
徐々に雨天になりましたが、黙々と進んでいきます。門前通りには妙立寺様を参拝される多くの観光客が往来し、門松の設置を興味深くご覧になりお正月の雰囲気を味わっておられる様子でした。
最後に、鉢の周囲をムシロで包み、棕櫚縄で留めます
隙間なく敷き詰めます
豪華な門松が完成しました!
山門には注連縄をお飾りし、準備が整いました。その後、住職が山門至福のお経を唱えられました。
静かにお経を唱えられる住職。既に雨が降り始めていました。
末政さまには、立派な門松を御寄進頂きましたこと心より厚く御礼申し上げます。
お昼には、前田様ご夫妻が年末のお墓参りの為お越し下さり、住職と久しく御歓談下さいました。前田様にはいつもご遠方より御来山下さり、また、ご法縁を頂いております事に深く感謝申し上げます。
ひととき激しく降った雨も、お墓参りの際には不思議と治まり、年の瀬の心温かなご供養をなされました。大変おつかれさまでございました。