寶勝寺日誌
式台復元工事および足場の解体中 2/17
2015年 02月 17日
肌寒い中にも、春の乾いた風の香りがします本日は、いよいよ復元された屋根が見え始めています。足場の幕が外れ、3分の2ほどの解体が終わり、ズラリ整然と並んだ瓦が光っています。
足場のシートに隠れていた梅の木。ちょうど一年前の今頃、奥様が、本堂の正面に直植えされた白梅です。枝も太く伸び、つぼみが沢山付きました。
式台では、大工師の岩内さまが、復元の前の修復作業をされています。天井や柱のいたるところに刺さっていた釘を丁寧に取り外し、また、古い柱の補強がなされています。
大きく削られ、そのままになっていた柱を新しい材木で補強
従来の式台玄関の鴨居を再使用します