寶勝寺日誌
雨の前 の 蒸し暑さです
遠くで雷鳴が聞こえ始めました、寳勝寺玄関前です。6月下旬のような蒸し暑さで、今夜にかけて暴風雨になるとのこと。朱傘や毛氈の床机を片付けようか否かと迷っているところです。
沙羅双樹の樹
ふれあいパーク霊苑の薔薇に引き続き、本日は寳勝寺境内の庭をご紹介させて頂きます。式台玄関の前に新しく植えられた沙羅双樹、いつのまにか大きな葉を広げ、たくさんのつぼみがついています。大安禅寺の沙羅双樹とずいぶん樹形が違うので、冬の間は「本当に沙羅双樹?」と疑いの眼でしたが、細い枝先にも大きなつぼみがつきました! 開花が本当に楽しみです。
沙羅の木の根元には、細竹、白萩、ツワブキとともに、涼やかなアシや小菊を植えています。細竹は一年に一度、七夕の折に短冊などを飾りつけています。
ホタルブクロ つぼみが出て来ました
玄関横 の 定家かずらが咲き始めました
やぶらん
突貫忍冬
京かのこ
天蓋百合 野地菊
かつてのお庭から移植した草花も、それぞれの新しい場所で根を伸ばし始めています。
高田様から頂いた 茉莉花の苗
山門に咲く睡蓮は ご近所のアイドル
ふじばかま
寳勝寺の中庭では、2月大雪の影響で植物の成長にも変化がありました。屋根雪落下で紫陽花が四方に折れてしまったのですが、かわりに根元のふじばかまが旺盛に育っています。
なんと珍しいカメムシを発見 背中の絵柄が昆虫のようです
「カフェ」
苗を購入して3年目のバラ、その名も「カフェ」です。3年を経てようやくたくさんの花を咲かせてくれるようになりました。寳勝寺の庭もふれあいパーク霊苑も改葬修繕後、初めての春を迎えています。来年、再来年へと本当に楽しみなお庭になっています。