和尚のちょっといい話
2日連続の真夏日、場所によっては猛暑となった地域も有り今後が思いやられます。和尚の心身疲労もピークに達し、本日は臨時休業! 終日静養に努めました。夕刻には気力も回復し、明日から再び法務活動を開始したいと念じています。昨晩はふれあいパーク霊苑工事で大変お世話になった社長様が夕食をご招待下さり、お蔭様ですっかり身体全体に栄養が行き渡り今日は更に休養して健康管理に万全を期した次第です。本当に有り難う御座いました。
夏の旅行を満喫される 寺カフェのお客様
最近よく言われている「熱中症」ですが、高齢者の方々は十分気を付けて頂きたいと思います。和尚も先日熱中症を体験し、実に恐ろしい病気だと実感したものでした。本当に金縛りに有ったように突然全身が動かず意識も朦朧として、始めのうちはその原因すら分からない状況でしたが、水分を取り安静にしていたところ次第に回復して安堵したものでした。
北陸朝日放送 相談役 古田様 と スタッフの宝田様とともに
さて、午後よりHAB北陸朝日放送相談役 古田様が職員の方と来寺され、本年11月23日から3日間に渡って開催予定の「金沢寺町寺院群非公開文化財特別公開」についてご説明を頂きましたが、野町・少林寺もその企画に参加させて頂こうと思っています。伝統的建造物寺町寺院群活性化の為の企画で、今年で2回目だそうです。素晴らしい仏像や彫刻を有する寺院群だけに大いに協力して参りたいと思っています。暑い日が続きますが、皆様に於かれましてはくれぐれも御身ご自愛下さいますようご祈念申し上げます。友峰和尚より
ふれあいパーク霊苑 の 葡萄
急激な気温の変化に戸惑う今日この頃ですが、本日は一変して真夏日となりました。終日熱中症注意勧告が出され、アイフォンのNHK防災情報アプリが鳴りっぱなしで、途中で消音にしたくらいです。
岐阜県恵那市より 曹洞宗寺院 宗久寺様 檀信徒様が来寺されました
今日は本来なれば休寺日でしたが、午前中は恵那市より来寺下さった宗久寺様 檀信徒御一行様に「楽く楽く法話」を催行しました。堂内は空調が行き届いていたものの、檀信徒皆様の熱気で一気に気温が上昇する中、和尚の話を熱心に聞いて下さいました。
最近の法話内容は「終活」が中心となっており、特に「墓じまい」「直葬」「寺離れ」などについての色々な出来事を問題提起しながら、「ふれあいパーク霊苑」を例にとって分かりやすくお話ししています。皆様も是非聞きに来てください、「成る程!」と合点がいくこと間違いなしです。「備えあれば憂いなし」とは「終活」の事かも知れませんね。当然準備をしなければいけませんが、余りしすぎてもいけませんよ! ボチボチ準備です。
法話の最後に 延命十句観音経 を唱和しました
ふれあいパーク霊苑を見学される皆様
さて、来客の絶える事のない毎日を過ごしていますが、和尚も気がつけば早や70歳! なれど、まだまだ人様に教えられるものなど有りません。学ぶことの大切さを思い知る毎日です。友峰和尚より
松井建設様とともに
おっさんジャパンの半端ない大逆襲!!」の言葉が紙面に踊った夜明けを迎えました。和尚も恥ずかしながら老骨に鞭打って声援を送りましたが、流石に本日はダウン! 就寝したのは午前3時頃でしたから、今日は心身疲労で臨時休養となりました。それにしましてもジャパンイレブンの底力を感じ取った内容の有る試合運びでした。西野監督の采配と、各選手の半端ない集中力と妙技がドローに持ち込んだと心から称賛の拍手を送りたいと思います。皆様もきっとお疲れの事と思いますが、和尚は28日の日本対ポーランド戦も引き続き全力で応援したいと今から楽しみにしています。それにしても感動しました! 日本の選手って素晴らしいですね! 今日も終日、ニュース番組のスポーツ特集を何度も何度も見ました。試合の分析が進めば進むほど、試合運びの凄さと西野采配の見事さを知ったものでしたね。
さて自坊大安禅寺の「第35回花菖蒲祭」も昨日無事に千秋楽を迎える事が出来ました。本年も多くの来園者で賑わいを見せた花菖蒲祭、多くのスポンサー企業皆様、関係者皆様に支えられながら35周年を無事に終えることが出来ました。本当に感謝申し上げます。またスタッフの皆様も大変お疲れ様でした。来年から愈々重要文化財 大安寺建造物保存修復工事が12年間に渡って始まります。和尚も日々集中して全力で復興に取り組んでいく覚悟です。今後も何卒ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、御礼の言葉といたします。本当に有り難うございました。髙橋友峰
本日午前 寳勝寺にて法話をしました
2018ロシアW杯、日本対セネガル戦が本日24時キックオフ!! さあ皆様! 深夜ですが頑張って声を枯らして声援を送りましょう! 今日は日曜日ということもあって午前中から法務に集中し、先ずは「楽く楽く法話」をしましたが、地元高松女性会皆様はじめ個人の方々も参加され楽しくお話しさせて頂きました。お話の内容にも「W杯」を盛り込み、日本のイレブン達の必勝を願いました。
2018 初夏 日曜日の寺カフェ / 浴衣姿のお客様とともに
本日このブログご覧頂いている方々には試合の結果が不明乍ら、明日のブログでは吉報をお届け出来るものと期待しています。勝ち負けは別として、第1試合で見せた選手たちのファイトには大満足でしたから、今回は伸び伸びとした試合展開を見せて欲しいと願うばかりです。自坊では今日が千秋楽となり、多くの参詣者で賑わいを見せたとか。本当に無事に円成出来る事のみを願って止まないものです。
ふれあいパーク霊苑 の 薔薇
さて「坊主はお経!」で、澄み切った青空のもと午後よりふれあいパーク霊苑 合祀墓「宙(そら)」のご真前にて、厳粛なるご法要を営みました。読経の声が霊苑の隅々まで響き渡っていき、故人の霊を偲ぶ事が出来たようです。
霊苑にご縁を頂く方々が増えるにつれ供養寺としての責任の重さを感じ取っています。全身全霊を以っての読経三昧! ひたすら精進の一路有るのみです。今夜は眠れそうにありません! 頑張れ日本! 半端なく頑張れ日本! 友峰和尚より
「日中友好の朝顔」の苗が元気に成長しています。このところの陽気でツルが一気に伸びてきたため、午前中は境内の至る所に網棚を設置して朝顔のプランターを置きました。
そもそも卑山職員のご両親が発芽させて下さった苗で、青々とした双葉も幹が太く栄養の行き届いたツルが網棚を欲しているかのようでしたから、急遽!網棚の設置作業をしましたが、今日は霊苑管理事務所スタッフの久保さんも手伝ってくれ、無事に終了することが出来ひと安心!
脚立を用いて 本堂の壁面上方から大きなネットを張りました
杉本氏と娘さんたちとともに
木曜坐禅会の折、朝顔の苗をお分けする旨の説明をしたところ杉本氏が苗を受け取りに来られ、しばし歓談しました。お子さんとともに朝顔の今後の成長を見守ってくださるとの事、また新たな「日中友好の朝顔」のご縁を得ることが出来たようです。卑山で開花したあかつきには、山門入り口から参道を通り、ふれあいパーク霊苑内に至るまでの「日中友好の朝顔」ロードが誕生する事を今から楽しみにしています。
本日はありがとうございました
静かな 寺カフェ
6月終盤に差し掛かった土曜日の寺カフェは実に穏やかなムードが漂い、寺内に流れるジャズの音色がより一層のんびりとした雰囲気を醸し出していました。また自坊の「第35回花菖蒲祭」も愈々明日千秋楽を迎えようとしており、無事に円成出来る事を願いました。
本日の大安禅寺 M4のライブ
「りんねる THE MARKET」
多くの方々との出会いが新たな御仏との御法縁を結んでいく、初夏の禅寺の佇まいとなっているようです。友峰和尚より
昨晩は月例木曜坐禅会に10名の居士大姉が参加され、涼しい堂内で約1時間半に渡って瞑想しました。坐禅の要は呼吸を整えるところに有り、深い呼吸をすることによって身体全体に「気」がみなぎり、自然に心が落ち着くものです。寳勝寺では1カ月に一回の坐禅会ですが、十分に安息効果が得られます。
勿論、坐禅の回数を増やす事によってより安定した安息状態を保つことが出来ますが、初心者に於いては先ずは月一回の坐禅会に参加して頂き、徐々に坐禅の型を作る事が求められます。
坐禅の呼吸方法としては、臍の少し下あたりを意識し布袋さんのように下腹が大きく膨らむような感覚で腹式呼吸を繰り返す事によって、身体全体が空中に浮いているようなゆったりとした気分になります。ストレス社会と言われている今日、いちど思い切って日常の諸縁から離れ、ひとりっきりになって自分の心と向き合うことも大切な時間ではないかと思います。生きるも一人なら死ぬのも一人! 皆様も是非坐禅会に参加してみては如何でしょうか!
坐禅終了後の茶礼にて 日中友好の朝顔が話題
本日の 霊苑での御法要
本日のふれあいパーク霊苑での御供養中には心地良い初夏の風が吹き抜け、故人の恩徳を肌で感じたものでした。和尚の大好きな世語に「風は息 虚空(こくう)は心 陽は眼(まなこ) 海山掛けて我が身なりけり」というのが有ります。御供養後はご遺族の方々と茶礼をしましたが、お孫さん達の賑やかにはしゃぐ声に故人もきっとほほ笑んで見守ってくださっている事と思いましたよ。友峰和尚より
沙羅双樹 と 笹竹
自坊の法務段取りをつけて寳勝寺に入りました。今日の夕刻6時より月例の木曜坐禅会が予定されており、その準備も兼ねての金沢入りとなりましたが、花菖蒲祭がまだ終わっていないため期間中の緊張感は続いたままです。最近では、金沢でも福井でも多くの方々から卑山ふれあいパーク霊苑のテレビコマーシャルをよく見ますとの声掛けには大変有り難く感じています。今日も午前中から次々と霊苑見学者が訪れており安堵しました。どのような事業もそうだと思いますが、素晴らしい未来霊苑を完成させたかぎり、多くの方々に現地見学をして頂き卑山とのご法縁を頂きたいと心から願うものです。
日中友好の朝顔 プランターを配置しました
初夏を迎えて霊苑内の植栽もいっそう輝きを増し、まもなく薔薇の花も二度目の開花を迎えようとしています。境内では「日中友好の朝顔」が至る所に設置されはじめており、7月中旬には見事な開花を見せてくれる事と期待しています。自坊でも寳勝寺でも同じことですが、植栽された沢山の季節の花達には十分な気持ちを込めて見守っているところです。
さて、お昼時間を利用して㈱ココ・プランニングの川面専務と共に食事に出掛けた帰り際、地元の銘茶店に立ち寄ってお抹茶を購入して来ました。より美味しいお抹茶をお客様に提供しようという思いから個人的に探し求め続けており、寺に戻ってさっそく賞味してみました。創業450年の歴史を有する宇治「かんばやし」の名茶だそうで成る程!とっても深みのある味わい深いお抹茶でした。
夕刻 木曜坐禅会の準備
さてさて、皆様も是非御来寺あれ!禅寺とお茶席は一体のものですから一服お召し上がれ!きっと爽やかですっきりとした気分を味わうこと間違いなし! そうそう、買い求めたお抹茶の銘は「瑞鳳」でした。目出度し!目出度し! 友峰和尚より
今年の花菖蒲祭も最終盤となりました
2018FIFAワールドカップ・日本対コロンビアの第1戦は、「西野Jサランスクの大金星!」という見出しでスポーツ紙一面に踊りました。昨晩は日本中が騒然となり興奮が冷めやらぬ朝を迎えましたが、和尚もさすがに興奮のあまり深夜2時半頃まで寝つけぬ有り様でした。本当に素晴らしいジャパン・イレブンの闘いを観戦することが出来、大満足! 本日はなんとも全身が疲れ、気の抜けたような気分が終日続いたようです。
薔薇園にて
昨日は早朝の園内整備から始まったわけですが、実に不思議感覚を味わった一日でした。人間の心の興奮と満足感は、ありとあらゆる状況で異なった感じ方をするものだと思います。花菖蒲園整備の興奮! 薔薇園を観賞して興奮! 堂内の生け花を鑑賞して興奮! 孫と対面しての満足感! 社中の皆様とともに茶礼し歓談しての満足感! ワールドカップを鑑賞しての興奮! これだけ感情が煽られると、どう考えてみても古稀の身体が持つわけが有りませんね。
どの場面もこころの感じ方が異なり、人間の脳の不可思議を覚えます。興奮とそれに伴う満足感は、新しい感情帯を生み出して行くように思えます。スポーツっていいですね! 人々の心をひとつにしてくれるようです。友峰和尚より
旧参道の紫陽花
蒸し暑い一日となりましたが、皆様にはお変わりなくお過ごしでしょうか。18日早朝に発生した大阪北部地震で被災された多くの市民の皆様に心からお見舞いを申し上げます。花菖蒲園での作業から戻り、パソコンに向かってニュースを見ていましたら突然グラグラと大きく揺れ、思わず阪神大震災の時のことを思い出しました。本当に恐ろしい事です。最近は全国的に相次いで地震が発生しているため本当に心配しています。只管無事安寧を祈りたいと思います。
まもなく今度の日曜日に、花菖蒲祭千秋楽を迎えます。土曜・日曜と色々な催事が予定されており多くの参拝客が来寺されることと思い、今日は最後の力を振り絞って園内の整備に当たりました。
文房流晴心会野口支部の皆様とともに
本当に感謝の気持ちを込めて、現在、寺内にて華展をして下さっている文房流晴心会 野口支部の皆様と和合の茶礼をしました。
来年には重要文化財建造物保存修復工事が始まり建物も仮屋根で囲われるため、「花菖蒲祭」を縮小して挙行する予定をしています。花菖蒲園開園35周年を無事に迎える事が出来たのも多くの方々との御法縁のお蔭と感謝申し上げております。
未生流 田作先生と福井支部の皆様とともに
今年も会期中には沢山の方々と出会いました。懐かしい高校の同級生や県外から数十年ぶりにお会いした方も有りましたし、本日はまた金沢から寳勝寺、少林寺のお檀家様も沢山来て下さいました。本当に嬉しい限りです。「出会いの寺 大安禅寺」に是非御来寺下さり、悠久の歴史空間を感じ取って頂きたいと切に願うものです。友峰和尚より
文房流晴心会野口支部 華展 「緑風に誘われて」
時折堂内を吹き抜けて行く初夏の風を受けて、文房流晴心会・野口翠智社中皆様の生け花が拝観される方々の注目を集めていました。昨日は良い天気に恵まれた日曜日とあって、終日多くの来園者で賑わいを見せました。
一夜明けて昨日の混雑が嘘のように実に静かで穏やかなお花見日和となり、二番咲きの花菖蒲を始め見事な開花を見せている紫陽花、そして色とりどりの薔薇の花を愛でる女性のお客様が目立ったようでした。堂内では生け花が至る所に飾られ、ゆっくり鑑賞できるようにと長椅子が用意されていることもあり、のんびりとお寺の風情を楽しんでおられるようでした。
まさに「忙中に閑あり」の禅語の世界です。和尚はアトリエに篭って瞑想の一日を過ごしました。時折遠くで拝観者方々の楽し気な話し声が聞こえていました。妙に夏の到来を身近に感じたものです。
突然のお客様に備え茶室「愈好亭(ゆこうてい)」に香を焚き、縁側には蚊取り線香を置いて待っていましたが、流石に今日は一人の来客も無く静寂そのもの。人気のない茶室もまた風流です。まったくに贅沢な空間と時間が其処に有ります。「無一物中無尽蔵 花有り月有り楼台有り」、沈香の香りに修行時代を思い出していました。思わず叫びました。「誰かおるか?」そもさん! 友峰和尚より