和尚のちょっといい話
古墳時代から福井に受け継がれている銘石「笏谷石 しゃくだにいし 」の花器
アジアカップ2019の決勝戦が今夜11時に開始されますが、最近の日本選手の進化には驚きを感じます。世界中のクラブで活躍している選手も有れば国内チームで活躍中の選手も有り、実にどの選手も技術やスピードまたファイトの面で昔よりはるかに強力化をしていると思います。今ではあらゆるスポーツ界で日本選手の活躍が伝えられており、本当に嬉しく思います。今日の試合も是非勝って優勝してほしいものです。
福井窯業㈱ 近藤社長様が ご寄進下さいました
さて、和尚は明後日の節分会修行のため自坊に戻りましたが、心配された雪も上がり2月3日(日)午後6時半開始の節分会当日もまずまずのお天気のようで安堵しています。2月4日は立春です!皆様と共に春の到来を喜びたいと願っています。友峰和尚より
1月も今日が最後、本当にあっという間に1カ月が過ぎてしまいました! 誰もが口を揃えて毎日の過ぎ行く早さを言いますが、加齢と共にそのスピード感が増していくことを「ジャネーの法則」と呼ぶらしく、物事への興味を失うと時間もそれに比例するかのように短く感じて行くそうですから恐ろしい話です。昔から「一寸の光陰軽んずべからず」と言われますように、一日一日を無駄にしないように「自己啓発」に余念が有りません!
瑞光寺にて 奥様より運営する駐車場の現状報告を受けました
今年の4月21日からフランス・サンリス市で開催される「アートサクレ展覧会」に出展する作品制作の為、本日は和紙の選定をしました。和尚が作品に使用する紙はすべて越前和紙作家・長田和也氏の手漉き和紙で、早速に不足分を注文しました。いまだに作品全体の構想が漠然としていてインスピレーションの訪れるのを待っていたのですが、以前描いた作品を広げてみて漸くアイデアが膨らんできました。聖ピエール教会の正面舞台上が和尚の展示場所だそうで、和紙の立体的オブジェを視野に作品制作に取り掛かかろうと思います。
長さ2メートルの 大きく丈夫な手漉き和紙です
揮毫する禅語を拈提、イメージトレーニング中
禅僧としてまた画僧として招待を受けているだけに、墨蹟パフォーマンスには特に力を入れて頑張りたいと思います。3月下旬には野町・少林寺で展覧会作品事前発表会を開催予定ですので、是非御来寺頂ければと思います。岐阜TAKUMIミュージアム個展に始まり、金沢しいのき迎賓館個展、パリ・ギャラリーメタノイア個展、アメリカニューヨーク州サラ・ローレンス大学構内個展に引き続いての久しぶりの海外個展! 気力を充実させて良い作品を発表したいと念じています。友峰和尚より
ふれあいパーク霊苑 奥の院のしだれ梅
1月もあと一日を残すのみとなりましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか? 2月3日午後6時半からの「節分会大祭」に向け専ら準備中の大安禅寺! 日曜日の夜には「厄除御祈祷並びに福引大会」が開催されるということでお天気が心配されますが、今のところ「曇り時々雨」という予報で大雪の心配はなさそうです。今年も沢山の景品がスポンサー各社様より寄贈されていますので、是非ご家族皆様お揃いでご来寺下さい。
金沢市議会議員 小林 誠 様 が ご挨拶に来寺されました
和尚は現在金沢に滞在中ですが、午前中には日頃よりお世話になっている地元市会議員の小林誠様がご挨拶に来寺され、㈱ココ・プランニング川面専務と共に歓談しました。今年は選挙の年ということもあり、議員皆さんにとってはこれから多忙な日々が待ち構えているようです。また横浜よりお檀家の羽田様のご子息が墓参に来られ、快晴の清々しいふれあいパーク霊苑で一緒にお参りさせて頂きました。最近では多くの方々がお参りに来られ、大変嬉しく思っています。
羽田家墓前諷経が修業されました
御遠方よりお参りくださり 誠にありがとうございました
本当に「ちょっといい話」はチョットなんですね。そのチョットが十分に心を癒してくれます。和尚を訪ねてくれる人!墓参に立ち寄られる人!休息にカフェに来られる人!等々、日常のなんでもない風景が実に有り難く思う今日この頃です。友峰和尚より
和尚の「ちょっといい話」も今日で第1990話、あと10話で2000話です。来る2月8日が第2000話の記念日を迎える為、寳勝寺寺カフェで記念茶話会を催したいと願っているのですが? ブログを毎日読んでくださっている方々は是非御来寺下さい。一緒に「健康感謝茶礼」をしませんか! 因みに2月8日は金曜日です。
金沢に御法縁を得て8年目を迎えましたが、この間寺院の復興と法務遂行を通して檀信徒皆様との親交を今日まで深めて参りました。現在は寺町・寳勝寺、野町・少林寺、本多町・瑞光寺、傳燈寺町・傳燈寺の4ヶ寺の兼務住職を拝命しています。この7年、無事4ヶ寺の法務を遂行できているのも偏に両親から頂いた健康体のお蔭です。副住職の法話のテーマである「ありがとう!おかげさま!」こそがお悟りの心であると思います。
今日は福井より、友人の西川氏が訪ねて来てくれました。近くのお蕎麦屋さんで昼食を頂きながら四方山話に花を咲かせた実に楽しい休息日となったようです。遠くからお越しいただき心から「ありがとうございました」 和尚も元気が出ましたよ! 友峰和尚より
「竹に上下の節有り」
早朝の気温が7℃と普段よりずいぶん暖かく感じたものでした。本日は少林寺お檀家の月諷経の為、いつもより早く起床して午前8時前には寳勝寺を出発しましたが、気温が1℃でも高いと身体の動きも軽快になります。昨日の全国ニュース報道では、先般より福井市で問題視されていた法衣姿での運転が認められ安堵しました。現代の僧侶が外出する時に着用している衣は「改良衣」または「従軍衣」と言って、運転する時も動きやすいように作られています。どういうわけか、法衣を着て運転中の僧侶が福井市内で交通違反の反則切符を切られたとの事。僧侶は全国に約14万人おられますから、すぐさまニュースに反応してユーチューブでも法衣姿で激しい運動をする動画がアップされ、その事もワイドショーで取り上げられるほどでした。
「松に古今の色無し」
今朝のお檀家様月諷経の際にもそのことが話題になりましたが、儀式で使用する正式な衣装とは違うことを説明しました。思ってもみなかった色々な事が話題になる時代ですね。大切なことは衣装よりくれぐれも安全運転に心掛けるべきだと感じ取った今回の「法衣着用交通違反」事件でした。友峰和尚より
今年初めて除雪機が稼働しました! 今のところ例年より降雪が少ないのですが、今朝方の金沢は15センチほどの雪が降り、さっそく今年導入した除雪機をフル活動して境内の除雪をしました。昔の機械とはずいぶん進化したもので、手元のハンドルであらゆる操作が出来、しかも軽く使い勝手が大変良く感心しました。午後には雪も上がり晴れ間の見えるお天気となり、ほっとしたものでした。
金沢の観光人気はいまだ衰えを知らず、カフェを楽しむ旅行客の方が訪れていましたが、この時期のお客様はゆっくりと寛いでおられるのが印象的でした。1月もあと数日を残すのみとなり、光陰の過ぎゆく早さに戸惑いを感じながら干支色紙描きに専念しました。一年を通して多くの方々に御法縁を頂いているだけに、一人でも多くの方に干支色紙を差し上げたいと願い頑張って描いています。節分会にはご祈祷豆も添えたいと思います。今年の節分会2月3日は日曜日ですので、皆様には是非御来寺下さいますようお待ち申し上げております。友峰和尚より
雪の中 消防訓練が行われました / 大安禅寺にて 新命副住職による御挨拶のようす
節分会の準備が進むなか、大安禅寺では防火訓練が午前10時より臨海消防署署員並びに地元消防団隊員皆様によって行われました。卑山重文建造物を始め、県指定文殊菩薩像や重要収蔵宝物を火災より守る為、毎年訓練が行われています。普段より火災には十分気を付けていますが、冬場は暖房器具を多く使用するためより一層の注意喚起が必要です。
和尚の幼少の頃の熱源は薪や炭で、火災に対する心配は今以上のものが有ったように思います。最近は金沢での法務遂行になっている分、常に自坊の防犯防災対策が気になっています。昔から恐ろしいものの例えとして地震・雷・火事・台風が挙げられますが、本当に歴史的建造物を後世に伝えて行くことは至難の業です。日頃からの防火防災に対する意識向上と訓練が求められています。
さて今日の防火訓練が現実の事とならないよう祈るばかりです。大雪が心配されましたが、それほどでもなくホッとしました。明日からは再びこの冬一番の寒気が北陸地方を通過するとか。皆様に於かれましてはくれぐれも風邪に気を付けてお過ごしください。友峰和尚より
両親の遺影に線香を手向け、本日71歳の誕生日を無事迎えたことを報告するとともに感謝の言葉を捧げました。午前中に金沢へ向かいましたが、到着と同時に野口美智子先生始め御社中お一人お一人様から心温まるお祝いの言葉を御電話で頂き、誠に有り難うございました。また㈱ココ・プランニング様、関係各社の皆様、御檀家様、友人の皆様、職員皆様からもお祝いのお花やお言葉を頂き、本当に感謝申し上げます。
一昨日の夕食会には、妻と嫁が手作りの御祝料理で馳走してくれ、孫達を囲んでの賑やかなパーティーとなりました。また息子夫婦からは暖かい特大サイズコートのプレゼントを受け、何より嬉しく思いました。何人に於いても、誕生日ほど大切な記念日は有りませんね。祖先の恩、父母の恩、衆生の恩、三宝の恩に深く感謝申し上げ、更に人生の新たな一歩を踏み出したいと念じた誕生日となりました。友峰和尚より
今から71年前、昭和23年(1948)6月28日午後4時13分に、未曽有の福井大地震が発生し死者3700名という多くの犠牲者を出しました。和尚が生まれたのがその年の1月25日で、生後5か月の出来事でまったく記憶も有りませんが、母の話によると夕方だったことが不幸中の幸いで辛うじて子供3人を連れ竹やぶに避難したそうです。
震源地は坂井郡丸岡町で、ちょうどお寺から真正面に当たり直下型の地震でしたが、鐘楼の釣鐘が地震の揺れでガンガン鳴ったとか。本堂や庫裏の倒壊は免れたものの殆どの建物に被害が生じ、渡り廊下などは全壊しました。昭和20年8月15日が終戦ですから、福井空襲を受け街の復興に全力を挙げていた矢先での大災害でした。そのような苦難な時代に命を頂いたことに宿命を感じ、この春から始まる卑山重文諸堂修理工事に全力で邁進して行きたいと念じています。
昨晩は家族全員で誕生会を開いてくれました。本当に有り難いことです。平成に生まれた内孫3人のはしゃぐ姿がいじらしく感じた、喜びの時間を過すことが出来たようです。友峰和尚より
毎日コツコツと
もう完了かと思っていた干支色紙描きでしたが、職員より更に追加を依頼された為、楽しみにしていた休息を延期し急遽「延長戦」に入りました。いったいどれだけ描いたのかと毎年同じ事を考えながらの作業となったわけですが、今日は職員のサポートもあり着々と40枚を描き上げました。ここまで来ると随分と描くのが早くなって来たように思います。きっと更に必要になると思うので、引き続き頑張って30枚ほど描いておきたいと思います。
今日の夕刻には家族全員で71歳の誕生日を祝ってくれるとの事で、俄然元気が出ました! この25日が和尚の誕生日なのですが、金沢での法務予定のため前倒しでの誕生パーティーとなりました。妻が朝からお祝いの料理を作ってくれています。家族全員が健康で、無事であることが何より一番嬉しく有り難く感謝する毎日です。友峰和尚より