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春日の御法要
昨日に引き続き、爽やかな快晴の日となりました。境内も緑まぶしく、はや春から夏への移り変わりを感じるようです。昨日は檀信徒様の年忌御法要が厳修されましたが、「修復されたお寺を見せたい」とのことで御先祖の遺影を持参され、ご兄妹で御参りされる姿がとても感慨深く、新緑の中での清々しい御供養となりました。

昨日のご法要のようす
お庭では光と影のコントラストが美しく、寺カフェのお客様はもちろん、花を見学し写真を撮られる方もおられ、好い景色となっています。
まもなくスズランが咲き始めます
大安禅寺のお庭から来た、つる日々草。はじめて花をつけました。
白山吹が、みごとな花を咲かせています。
第613話
これから一週間は暖かくて良いお天気が続くという予報で、有難く思っています。と言いますのも、花菖蒲園並びに境内整備に集中したいわけで、お天気は何よりの味方ですね。今年は6月6日から恒例の「大安禅寺花菖蒲祭」が開催予定となっていますので、開催日前日まで園内整備が続けられていきます。なにしろ超高齢化社会の到来で労働力不足のしわ寄せもあり、和尚の一番頭の痛いところです。自分自身すら高齢者の一人ですからどうしようもありません。満開の花菖蒲を見る時が疲れの吹っ飛ぶ瞬間でもあるので、まあまあやれる所まで努力あるのみです。
昨夜は福井市内の「香櫨園」に於いて、昨秋「ニューヨーク個展」開催時に大変お世話になった仁・フォークさんが来日されたということで、野口社中の皆さんとともに感謝の会が催されました。矢の如く時が過ぎ去っていきますが、サラ・ローレンス大学での個展開催の色々な思い出が再び蘇えった感じでした。
楽しい時間はあっという間に過ぎて行きました。仁さんはしばし卑山に留まって旅行を楽しまれるという事で、社中の皆さんもいろいろ計画されているとの事でした。グローバル化社会の今日、世界はどんどん身近になっていきます。和尚も来年はイタリア・ローマでの個展開催を夢見ているところです。さて、皆様は世界の動きをどのように感じておられますでしょうか? 「狭い日本 そんなに急いでどこへ行く」から、「狭い地球 そんなに急いでどこへ行く」なんでしょうか? 和尚はいよいよ「UFO」(YUHO)となって宇宙を目指しているのかもね。友峰和尚より
第612話
午前中の寶勝寺での法事を無事に終えてのち、大安禅寺に戻りました。素晴らしいお天気の中でのドライブでしたが、皆様!大安禅寺はやはり、極楽浄土なんですね。山門をくぐって青葉若葉の匂いがむんむんするような空気感の中を上りつつ、窓を開ければ初夏の鳥たちのさえずりがあちこちから聞こえ、境内に至れば荘厳な伽藍の佇まいに圧倒されます。
庫裡玄関は整然として、厳として人を簡単には寄せ付けない程の張りつめた空気が漂うほどに、和尚の気持ちは清々しくまたどきどきするような感動さえ覚えます。枯淡な「禅寺の面目」を感じさせてくれるに十分でした。街なかの禅寺・寶勝寺とはあまりにも対照的なシチュエーションですが、どちらにも脈々とした禅風が感じられます。来たる連休には是非とも、皆様にはこの時期の大安禅寺の雰囲気を味わって頂きたいと思います。言葉にできないほどの安らぎを感じる事と思います。
さて、和尚は明日から花菖蒲園の整備に入る予定です。30余年に渡って毎年続けて来た作業とはいえ、最近はめっきり運動力が衰え情けないばかり。可愛い花菖蒲達が待っていると思うとやはり、「わしがやらねば」と老骨に鞭打っての作業です。子供の時より土いじりが大好きだったが故のご縁ですから頑張ってやりましょう。頑張るぞ!!いや頑張りましょう! いや頑張りたいです! いや頑張れるかな?って。友峰和尚より
第611話
「寶勝寺霊園改葬工事連絡協議会」のようす
昨夜からの雨も上がり、爽やかな朝を迎えました。今日は「寶勝寺霊園改葬工事連絡協議会」が午後より開催されるため霊園の草引きや掃除をしましたが、いよいよ本格的に改葬工事が始まろうとしています。午前中には栃木県鹿沼市より北條総代様が来られ、会議を前にして墓参をされました。午後1時半より、金沢市歴史建造物保整備課の新保様・福塚様はじめ、東京より株式会社いせやの高田様と霊園設計士の宮崎様・方波見様と、寶勝寺総代の北條様・須貝様同席のもと、当局より伝建地区に於ける改葬工事に対しての説明と指導を受けました。
会議後は現地での指導を受けた後、解散となりましたが、今後も引き続き当局の指導を受けながら伝建地区にマッチした和風のおしゃれな霊園完成を目指して行きたいと思っています。
墓地にて、各所の視察
次回の会議は今月の30日と決まりましたが、討議を重ねるごとに理想の霊園像に近づいて行きます。皆様も御先祖のお墓にお参りされるとき、色々な思いに駆られることと思います。先祖を思い、家族を思い、今ある事を思いつつ、きっと自分の心と謙虚な気持ちで対面されている事と思います。墓参は我々の心の故郷に帰る、大切なひとときでもあるように思います。寶勝寺墓地に眠る多くの檀信徒の祖先の御霊に失礼の無いように、慎重に事業を進めて行きたいと念じています。友峰和尚より
第610話
クリンソウと紫陽花
皆様、お元気にお過ごしでしょうか? 明日から一週間ほどは全国的に暖かい晴れ模様の天気が続くとか。大型連休を待ち遠しく思っておられるご家族の方も多いことと思います。新命副住職も長い本山研修を終えて無事大安禅寺に戻り、ようやく和尚も自由に活動できる状態になりました。29日には大安禅寺開基、福井藩第四代藩主・松平光通公の御供養「御像祭」が営まれ、連休中は寶勝寺でも檀家様の年忌法要が予定されております。寺カフェもきっと多くの観光者で賑わいを見せることと思います。日本国に於いては、年間を通しての一般庶民の休暇はまだまだ少ないそうで、欧米では一か月にも及ぶ家族休暇をとるとか。なんともうらやましい限りで、日本も早くそのようになると良いですね。長い人生を振り返ってみるとやはり、家族での集いが一番幸せを感じたものです。最近は子供や孫との団欒のひとときが何よりも楽しく、心休まる時間となっています。人生には色々な楽しみ方が有ろうかとも思いますが、意外と身近な所に本来の楽しみがあるようです。
さて、今日は孫とも離れて金沢での法務となりました。今は寶勝寺に集中して寺院の活路を見出さねばなりません。新幹線効果の有無がマスコミに取り沙汰されていますが、何事も「完璧」は有りませんから、「対機説法」の如く臨機応変の対応が求められて行きます。明日は「寶勝寺霊園改葬準備連絡協議会」が有ります。愈々本腰を入れて、四百年の大計の実現に向けて努力して参りたいと思います。友峰和尚より
第609話
小雨模様の中、午前11時半より亡き母の三回忌法要を営みました。92歳での旅立ちでした。和尚も長く親元を離れて暮らしておりましたが、両親の晩年に共に暮らせたことを幸せに思っています。母親の8人いた兄弟も、今ではたった御一人となりました。どこの御家でもそうであると思いますが、自分のおじさんやおばさんが亡くなっていくのは実に寂しい限りです。今日は兄弟家族中心の法要となりましたが、無事に終えて安堵しています。ふとまわりを見れば、孫たちがはしゃいで遊びまわっている姿に心の安らぎを覚え、遠い自分の子供の頃を思い出していました。法要終了後のお食事の時間がゆっくりと流れて行きました。窓越しに外を臨めば、いつしか葉桜となった樹々が春雨に打たれ故人の霊を偲んでいるかのようでした。法要厳修の大切な意味をしみじみと感じ取った一日となりましたが、明日からはまた多忙な毎日の中に入って行きます。今日の法要を通して、今は亡き両親から大きな力を得て再び頑張って参りたいと思います。さて、間もなく「御像祭」がやってきます。約400年間続けられて来た、大安禅寺開基・松平光通公の御法要です。脈々と「報恩菩提」の行が続きます。友峰和尚より
手すりが付きました。
四月も中旬を過ぎ、今年は大きく咲いた山吹が散り始めています。今日は午後から、寺町の大工師・岩内さまが来られ、玄関の階段に手すりをつける作業をされています。
式台玄関の階段です。一般のご家庭よりも急な勾配で、ご年輩の方はもちろん、お若い方も慎重に上り下りされていますが、手すりが付いたことで少し、楽に歩いて頂けることと思います。
第608話
土曜日の朝は久しぶりに、ぽかぽか天気の爽やかな日和となりました。最近の気候は本当に寒暖の差が激しく、油断していますと風邪をひきますからご用心、ご用心!です。そんな陽気につられて何かお昼の食べ物を作ってみようと、先般、須貝総代様から頂いた「氷見うどん」を使って「僧堂風すすりうどん」を作ってみました。この氷見うどん、長らく仏様の真前にお供えされていたもので、仏様も十分にお召し上がりの事と察して恐れながら頂くことにしました。
「僧堂風」とはいったい何がそうかと言えば「薬味」と「出汁」に秘訣が有って、写真の如く「五味の薬味」として、大根おろし、いりごま、おろし生姜、刻み葱、海苔を揃え、出汁には必ず薄揚げの細切りを隠し味にします。もちろんのこと、一夜水に浸けておいたこぶ出汁を使うのがいいのですが、今回は出汁の元を使いました。次に大切なことは、湯つきうどんの為、食べる寸前に沸騰したお湯の中にうどんを入れることですね。
また食べ方にもこだわりが有り、うどんを割り箸で掴んで少しだけつゆに入れ、一気に「音をたてて」すすることが肝要です。この時「うどんに成りきって」自分と、うどんと、音が一体になることが求められますからご用心です。「うん!!」と声が出れば満点!これぞ「うんどん」(運呑)の冥利に尽きます。そんなわけで今日の昼食は和尚お薦めの「すすりうどん」を頂きました。皆様も是非お試しくださいませ! 友峰和尚より
鯉のぼりがお目見えしました!
今日も風の強い寳勝寺、山門です。仏旗を掲げるようになってから、強風もありがたしの心で迎えられるようになりました。勢いよくたなびく旗は気持ちの良いものです。そして今日は、仏旗の下に・・・
小仏旗と鯉のぼりが登場いたしました! こちらも、風に吹かれのびのび悠々と泳いでいます。「屋根より低い鯉のぼり~」ですが、往来の皆様にも楽しんで頂いているようです。
爽やかです!
あっという間に、すずらんが成長しています
クレマチスが、今年最初のつぼみを付けました
第607話
『「後期高齢化社会」は「高貴高齢化社会」と書くと、高齢者の方も元気が出るでしょう!』と、ある御婦人が和尚に進言してくれました。なるほど!何事もプラス思考で前向きに考えた方が元気に居れそうですね。「和尚、74歳近くになると、何もかもが嫌になるよ。」ってある御方が言っておられましたが、和尚自身もその年齢に近づき、理解できるようになって来つつ有ります。
なにが嫌な気分なのかと分析してみれば、たぶん、「人生の終焉」を宣告されたような気分になるという事だと思います。そこで和尚は思います。「年齢は年0(れい)! だから常に、ゼロだと自覚しましょう!」すなわち「今が大切、今を生きよ!」しかありませんね。少し強がって言ってみましたが、流石に和尚も身体の衰えとともに、精神的耐久力低下も否定できない今日この頃。「老後をのんびりと過ごす」為にも、まずは健康管理が一番大切と結論付けました。この歳まで健康にこれたのも偏に母のおかげです。健康に産んでくれたことに感謝します。明後日に亡き母の三回忌法要が営まれますが、心から感謝の真を捧げたいと念じます。友峰和尚より
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