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第3030話
ふれあいパーク霊苑にて 年忌供養諷経を致しました
本日は良いお天気に恵まれた一日となりましたが、どうやら明日の慶賀法要は雨模様とのことで雨対策の準備も致しました。とにかくこの時期の北陸の天気は変わりやすく「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるくらいですから油断は禁物です。
中国茶専門店 「旺徳福(ワンダーフー)」 / 石川県白山市
法要の準備も全て整い明日を待つばかりですが、「おもてなし」の仕方を色々考えているのも楽しい時間です。先般には中国茶の淹れ方を学びましたのでさっそく茶器を揃える為に中国茶専門店に出向きましたが、素敵な茶盤を始め茶器や道具が沢山陳列されており、しばし見とれてしまいました。中国茶の茶道具は小さくて可愛らしく、淹れ方は実に優雅ですから御点前の様子を見ているのも楽しいものです。明日は少数のお客様ゆえに、御参列の皆様にお出し出来ればと思っています。
北條総代様御夫妻 と 桂岩寺様、薔薇美子様とともに
師走に入り祖霊供養が続いていきます。「師走」とは「お坊さんが供養諷経の為に忙しく走り回る姿」から師走(しわす)と言うそうです。諸説あると思いますが「なるほど」とうなずけるものです。日々感謝と報恩謝徳の気持ちで過ごして参りたく思います。友峰和尚より
第3029話
霙混じりの強風吹き荒れた北陸地方でしたがようやく今朝方から風も静まりほっとしました。二晩続けての強烈な風で、せっかく張った玄関幕もヨレヨレとなり今日はやり直しの作業となりました。終日この4日に修業される慶賀法要の準備をしましたが、夕刻にはどうやら準備も整い明日はお客様を迎える準備に入りたいと思います。コロナ問題が収束に向かうかと思いきや、今度は新型オミクロン株が発症し再び感染の拡大が心配されます。現在は石川県内も感染者ゼロが続いており安堵していますが、まだまだ油断出来ない状況にあるようです。
「 和気豊年の兆し 」 令和壬寅 渓仙 書
今回の慶賀法要も本来なら卑山檀信徒皆様と自坊大安禅寺関係者の皆様にも出席して頂きたいと願っていましたが、いまだ予断を許さない状態にあるため今回は極少数参加での住職就任十周年慶賀法要を修業する事になりました。「10年ひと昔」という言葉が有りますが、全くに和尚も歳を取りました。60歳代で寳勝寺を復興出来た事を有難く思っています。金沢寺院に御法縁を頂き、卑山総代様始めこれまで多くの方々にご支援とご厚誼を頂きながら今日まで頑張ってこれた事に深く感謝申し上げております。本当にありがとうございました。友峰和尚より
第3028話
小石のような 大きな雹が降りました
今日から師走! 今年最後の1ヶ月となりましたが元気に頑張って参りましょう!! 午前中に少林寺総代様の月参りに出向きましたが、金沢市内は冷たい強風吹き荒れる状況で交通渋滞も続きやはり今日から12月に入ったことを実感したものです。午後からは卑山御檀家の佐々木家年忌法要を修業し、今は亡きご両親の霊を偲びつつ年中行事には必ずご参詣頂いていた事を思い出していました。
寳勝寺檀信徒 佐々木家の年忌法要が修業されました
佐々木家の御家族皆様とともに
時折バラバラと音を立てて降りつける 雹(ひょう)
お昼ごろ 松浦建設㈱ 松浦義一会長と スタッフの方とともに
松浦建設株式会社 松浦義一会長です
さて本日は中国茶お点前披露の記念すべき日となりました。先日、慈雲寺御住職より頂いた中国茶盤と茶器を使ってさっそく来寺くださった辻岡様にお点前を披露しました。初めて自分でお茶を淹れてみましたが、実に良い香りで美味しい中国茶をお出しすることが出来大満足でした! これで「おもてなし」のレパートリーがまた広がったようです。
福井より御来寺の辻岡様とともに 中国茶の香りを楽しむようす
初めて 中国茶を淹れてみました
とても美味しいお茶が出来、大満足でした
今後御来寺くださった皆様にはお抹茶、コーヒー、中国茶の何れかを選んで頂き、ご要望に応じてお点前を披露したいと思います。人生はのんびりゆっくり「歩々これ道場」と参りましょう! なにもかもが勉強です。更に参ぜよ30年!! 友峰和尚より
中国茶会「時忘れ 中国茶と親しむ会」動画<長尺版>
令和3年11月28日、寳勝寺に於きまして 宮城県塩竃市 臨済宗妙心寺派 慈雲寺ご住職・工藤速雄師をお招きし開催された中国茶会「時忘れ 中国茶と親しむ会」の様子を撮影した動画の長尺版<約17分間>です。ぜひご覧ください。
中国茶会「時忘れ 中国茶と親しむ会」動画
令和3年11月28日、寳勝寺に於きまして 宮城県塩竃市 臨済宗妙心寺派 慈雲寺ご住職・工藤速雄師をお招きし開催された中国茶会「時忘れ 中国茶と親しむ会」の様子を撮影した動画の長尺版<約17分間>です。ぜひご覧ください。
中国茶会「時忘れ 中国茶と親しむ会」動画 縮約版<約6分間>
中国茶会「時忘れ 中国茶と親しむ会」動画<縮約版>
令和3年11月28日、寳勝寺に於きまして 宮城県塩竃市 臨済宗妙心寺派 慈雲寺ご住職・工藤速雄師をお招きし開催された中国茶会「時忘れ 中国茶と親しむ会」の様子を撮影した動画の縮約版<約6分間>です。ぜひご覧ください。
第3027話
すっかり落葉した 白萩
11月最後の日となり愈々明日から師走月(しわすつき) 12月を迎えますが、泣いても笑っても今年はあと1ヶ月で終わりです。約2年に渡るコロナ禍の社会もここに来て感染者も減少傾向にあり、ようやく普段の生活に戻りつつあります。まだまだ油断は出来ませんが気持ち的には随分楽になったように感じます。
本堂の空調等 電気工事をしました
12月4日には住職就任10周年記念慶賀法要が厳修される予定となっていますが、現在がコロナ禍であることを考慮して極少人数で修業されることになっています。本日は本堂の設えに入りましたが、今から約10年前、初めて入寺した当時のことを思い出しながら感慨無量の作業となりました。寳勝寺の修復もあとわずかで、茶室縁側の工事を残すのみとなっております。
「時忘れ 中国茶と親しむ会」(縮約版 6分) <動画には音声が入ります>
さて、一昨日開催された中国茶会「時忘れ 中国茶と親しむ会」の動画編集が完了したのでホームページにアップしました。お時間有りましたら是非ご覧いただければ幸いです。和尚も俄然中国茶に興味を持ちました! 慈雲寺ご住職に感謝です。何が気に入ったのかと言えば、一人茶を楽しめるからです。さっそくに自分で中国茶を淹れて秘かに楽しんでいます。どうやらコーヒーのおもてなしから今度は中国茶のおもてなしに替わりそうな気配ですね。友峰和尚より
第3026話

2021年11月28日午後 / 文房流晴心会野口支部 方山様によるお写真
昨日は宮城県塩竈市 慈雲寺住職・工藤速雄師による中国茶の講義と御点前を披露して頂き、幾杯も試飲したため茶葉のカフェインで夜は眠れないと思いきやなんと朝の8時過ぎまで爆睡するという不思議な現象でした。いつもなら早朝5時には目が覚めるのに寝坊をしてしまい、慌てて身支度をして御檀家様の月参りに出掛けました。昨日は本当に「時忘れ 中国茶と親しむ会」となり、色々な中国茶を頂きながらゆっくりとした時間を過ごしたように思います。一日過ぎてもまだ口の中には中国茶の香りと味わいが残っている感覚を覚えたものです。
「時忘れ 中国茶と親しむ会」にて 慈雲寺様とともに



寳勝寺檀信徒 額家の御先祖供養を修業いたしました



額様御夫妻とともに
本日は東京より寳勝寺檀信徒の額様が御夫妻で御来寺くださり、祖霊ご供養の後は久しく歓談しました。額様が碁の達人ゆえに話題は「碁の談義」に始まり、奥様とも色々な話題に発展して時間を忘れ楽しい時間を過ごすことが出来ました。11月もあと1日を残すのみとなり愈々12月「師走月」を迎えます。午前中、御檀家様ご自宅での月参りから帰り際に「和尚さん、どうか良いお年をお迎えください。」とご挨拶頂き、本当に1年の終わりを感じました。ブログをお読み下さっている皆様もどうかくれぐれも御身ご自愛下さいますよう、ご祈念申し上げております。友峰和尚より
㈱豊蔵組 江川部長 と 香林課長とともに
第3025話
午前8時過ぎ 家内と加賀様・清水様が寳勝寺に到着しました
快晴に恵まれた日曜日の本日、午前10時より「時忘れ 中国茶と親しむ会」が開催されました。今回は文房流晴心会 野口翆智先生始め御社中の先生とお弟子さんそして家内と御友人が出席されての少人数での開催でしたが、実にゆったりとした時間の中で中国茶会を楽しむことが出来ました。
慈雲寺住職 工藤速雄師による中国茶会「時忘れ 中国茶と親しむ会」
宮城県塩竈市より御来寺頂いた臨済宗妙心寺派 慈雲寺御住職・工藤速雄師が、お茶の歴史や種類などの講座の後、色々な種類の中国茶のお点前を披露されました。お茶は日本人にとっても日常欠かせない飲み物ですが、いざどういう経緯で日本に伝わり中国にはどのような茶葉が有るのかと問われると返事に困ってしまいます。本日はお茶の歴史や淹れ方そしてウーロン茶や紅茶として知られている茶葉の中でも、生産地から取り寄せた貴重な品種を用いたお茶を試飲させて頂きながら充実した時間を過ごしました。特にお茶を頂く時、最初にその香りを楽しむ所作に於いては新鮮な感覚を覚えたものでした。
お茶の種類や歴史などについての講義のようす
珍しい茶葉を拝見し、試香されているようす
茶葉の産地や銘柄をご説明くださるようす
聞香杯で芳香を楽しんだのち、お茶を頂いているようす
様々な品種の 香りや味わいの異なるお茶を頂きました
茶会終了後 の ご挨拶
今回は少数の参加者でしたが、お茶の歴史や禅宗との関わりなどについての講義はもっと大勢の方に聞いて頂きたいと思ったものでした。知っているようで知らない事ばかりの工藤速雄師の中国茶の講義は本当に勉強になりました。約3時間に渡る中国茶会「時忘れ 中国茶と親しむ会」でしたが、大変有意義な時間を過ごせたことに対し深く感謝申し上げたいと思います。本日参席頂きました皆様にも心より厚く御礼申し上げます。友峰和尚より
第3024話
寺カフェ再開を機に 消毒スプレーを新しくしました
このところ寒い寒い日が続いていますが、皆様お元気にお過ごしでしょうか? 今年はラニーニャ現象で北陸地方は大雪になるとの予報が出ており大変心配されます。すでに北海道ではこれまでに経験の無い程の大雪に見舞われており、油断できない状況に在ります。和尚は昭和38年、昭和56年そして平成18年、平成30年の豪雪を経験しておりその恐ろしさを本当に身を以って体験しているだけに、この時期になるとトラウマが襲い身震いします。特に現在大安禅寺では全面諸堂修理保存工事をしており、今年の春も大雪となり工事関係者が毎日除雪に追われる状態でした。寳勝寺にも除雪機を導入して除雪の対応をしていますが、加齢と共に操作もおぼつかなくなり毎回怪我を心配します。
さて明日は中国茶会「時忘れ 中国茶と親しむ会」が開かれるため会場の最終点検をしましたが、ゆっくり中国茶を頂きながら今年一年の疲れを癒したいと楽しみにしています。中国茶の御点前を学んで是非皆様を「おもてなし」したいと願っております。友峰和尚より
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