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第4764話

2026-09-02

今年は台風の当たり年なのでしょうか? 次々に発生して現在台風24号が日本に向かって進行中とか、北陸地方は明日あたりから雨模様の天気が続くとの予報で再び河川の氾濫が危惧されます。秋雨前線が停滞すればいっきに雑草が勢いを増すため、本日は先手必勝と承知してふれあいパーク霊苑内の草取りに入りました。

 

 

このところ除草作業を日々励行していることもあり作業はスムーズに捗り、短時間ですっかり綺麗になり有り難し!有り難し! 和尚にとって加齢による運動不足を解消するには打ってつけの苑内整備作業となっているようです。

 

 

季節は9月長月(ながつき)を迎えこれから日中時間が少しずつ短くなっていきますが、和尚にとってはまさに好時節!秋の夜長は己事究明に最適の季節とも言えます。また読書の秋!スポーツの秋!食欲の秋!でもあり、総合して健康の秋ゆえに心身共に鍛錬したいものですね。

 

ローラー付きの椅子に乗って スイスイ移動中

用具の荷台も付いています

 

さて明後日4日は少林寺金曜坐禅会が午後4時半から開催される予定で、さっそくその準備をいたしました。座布団一枚でのしばしの瞑想時間は値千金です! 「なんにも思わぬが仏の稽古なり!」、言い換えれば「己無き者に安らぎあり」です。皆様!是非いちど坐禅にトライしてみてください。

 

少林寺にて 金曜坐禅会の準備中


坐禅とは己を忘れる手段でもあります。「
我という 小さきものを 捨ててみよ 三千世界に 障るものなし」と一句詠まれた方がおられますが、坐禅は心の掃除です。一に掃除二に笑顔三四元気におかげさま!皆様のご参加をお待ち申し上げております。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

第4763話

2026-09-01

 

源平しだれ桃の実 / 山門前庭

 

1日の寒暖差が激しい最近の気温状況となっており、今朝方は約25℃と起床にはちょうど良い適温でしたが午前中には30℃を超え、日中気温は35℃の猛暑日となりました。こうも気温の差が激しいと高齢者にとっては体温調整が上手くいかず知らず知らず熱中症になる確率が上がるため、十分に水分補給をする事が重要のようです。今日は寳勝寺は休寺日でしたが、午前中に少林寺お檀家総代・宮﨑家の月参りに出向きました。このたび宮﨑寒雉家第15代を継いだ御子息の匠(たくみ)さんが一緒にお参りされ、読経後には御両親とともに親しく懇談いたしました。

 

昨8月8日の宮﨑家三十三回忌の際に 宮﨑 匠氏 と 宮﨑幽斎氏御夫妻

 

匠さんは現在、父・幽斎氏(第14代)の後を継いで釜師として活躍されておられます。今年の10月には少林寺を会場に和尚の墨蹟禅画展並びに記念お茶会を計画していますが、その際、宮﨑寒雉氏(匠氏)に御点前披露をお願いしました。現在は準備中ですが具体的になりましたらブログで詳しくお知らせしたいと思っています。

 

 

 

さて午後からは休息日を利用して久しぶりに金沢埠頭に出向き海を見に行きましたが、偶然、大型客船「飛鳥Ⅱ」が停泊中で写真を撮ってみました。いつの日かクルーズ船で日本一周をしてみたいものです!

 

 

 

いいですね!船の旅など夢のまた夢かも知れませんね。素晴らしい豪華客船でした!誰もがいちどは乗船したいと願うのも無理からぬ話です。夢は想えば必ず叶うそうですから、今晩は「飛鳥Ⅱ」に乗船している夢を見れることを祈りましょう。まだまだ続く暑さですが、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。友峰和尚より

 

第4762話

2026-08-31

澄み渡る青空 と ひつじ雲

 

昨日までの大雨がまるで嘘のように澄み切った秋空が広がる清々しい朝を迎えました! 今月のカレンダーの標語に「天災は免かれても人災は免れない」とあり、複雑な心境に駆られたものです。

 

 

近年世界的に発生する大水害災害は果たして天災なのか人災なのかと自問自答しています。ネパールと中国の国境での氷河崩落による山津波大水害は明らかに地球温暖化現象がその原因と論説されていますが、このたびの秋雨前線の線状降水帯に起因する川の氾濫洪水も気候変動がもたらす災害としか思えません。

 

 

一夜明けて穏やかな庭の風景を眺めるとき、カレンダーの標語が目に留まり見入ってしまいました。8月葉月(はづき)は今日が最後ということで、カレンダーを1枚めくると9月長月(ながつき)の標語は「すべての苦しみは欲によって生ず 欲を慎めば苦しみも自らやむ」と。天地異変の大自然災害も、ひょっとすると人間の欲から生じているのかも知れません。

 

 

どこまでも清々しい初秋の風景 沙羅双樹と萩

 

頭上にはヘリコプター

 

「世の中は 無常のものと 悟るべし 昨日は火事に 今日は大水」と詠まれた方がおられますが、無常の世の中だからこそお互いの心からの助け合いがますます求められている今日この頃となっているように思います。

 

応接室の縁側から 中庭を眺めています

 

さて明日から9月長月を迎えますが、「長月(ながつき)」とは秋の夜長そして秋雨前線による長雨を指すそうで、自然現象の裏表とも言えますからまだまだ油断は出来ません。されど心機一転して秋の風情に親しみながら皆様!和尚とともに頑張って参りましょう!「何をくよくよ北山時雨 思い無ければ晴れていく」とは和尚の大好きな一句です。

 

のびのびと初秋の風に揺れる 萩の枝葉

 

人生に楽など有りませんね。「刻苦光明必ず盛大なり」と肝に銘じて自分のやれる範囲で前進して参りましょう!そうそう朝のストレッチ体操は忘れないで励行してください。「筋力と気力は比例する」とは和尚の格言です!今日も1日お健やかにお過ごしください。友峰和尚より

第4761話

2026-08-30

早朝よりNHK全国ニュースで大雨洪水警戒警報発令に関する福井市・坂井市・勝山市の水害状況がライブで報道され直ぐに玄峰和尚と連絡を取り現況の無事を確認しながらの法務遂行となり、午前10時より水落家御尊父様の四十九日忌満中陰忌法要並びに墳墓開眼納骨供養が故人の奥様はじめ御子息、御親戚皆様が御参詣のもと厳粛に修業されました。御当主は東京からの御参列となりましたが、地元金沢市在住の御母上様は以前に大安禅寺で和尚の法話を聞かれたそうで御法縁の不可思議さを感じとったものです。

 

水落家 満中陰忌並びに墳墓開眼納骨法要を修業いたしました

 

坂井市丸岡町にお住まいの野口先生始め御社中の皆様に大雨のお見舞い文を送信すると直ぐに河川の増水した状況の動画とともに氾濫した用水路の画像が返信され、あまりの凄さに唖然としました。このところの異常気象による自然災害は全国に及んでいるようで本当に心から心配しています。法要を終え引き続き妻とも連絡を取りましたが、無事とのことで安堵しました。先般は石川県内各地が線状降水帯の影響を受け各所の川が氾濫し多くの家屋が浸水被害を受けただけに、被災された皆様には心からお見舞いを申し上げます。

 

 

午後より 須貝総代様御夫妻とともに

 

最近は御来客が続いていますが、午後からは卑山須貝総代様御夫妻が御挨拶と所用を兼ねて御来寺くださり親しく懇談いたしました。すっかり秋めいてきた境内の風景ですが、季節の移り変わりを肌で感じ取ることが出来るのは本当に心が和むものですね。

 

「 一葉落ちて天下の秋を知る 」 渓仙 書

 

8月葉月もあと一日を残すのみとなりましたが、お盆月の法務を全て無事に円成出来ましたことに深く感謝する今日この頃です。愈々本格的な秋のシーズンを迎えようとしていますが、「無事是貴人(ぶじこれきにん)」の禅語の如く皆様が日々無事で平穏にお過ごしくださいますよう心よりご祈念申し上げます。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

第4760話

2026-08-29

 

降りつづく雨 急に涼しくなりました

 

今夏初めて冷房をつけずに一夜を過ごしました!朝の気温が約19℃と肌寒さを感じるほどで、降り続く雨模様の天気がいつもとは随分違う秋の気配を漂わせる風景となりました。気温がいっきに下がると体調も連動し高齢者にとってこの時季の寒暖差には十分お気をつけていただきたいと思います。

 

母国から帰国されました パトリックさん

 

ここしばらく所用で渡欧されていた金沢大学准教授のパトリックさんが一昨日帰国され、そのご挨拶に来寺くださいました。少林寺金曜坐禅会にも毎回参禅されており、大学生達も時々参加しています。外国人観光客にも人気のある坐禅体験ツアーですが、少林寺でも10月を目途に外国人観光客の皆様を対象とした坐禅指導体制を整えて参りたくその準備に入っています。

 

 

 

 

 

岐阜県より 武藤様御夫妻が来寺くださいました

 

お昼頃には岐阜市より日頃から御厚誼をいただいている武藤様御夫妻が来寺くださり、パトリックさんを交えての歓談の席となりました。また奥様からはご自宅の庭で毎年育てている「日中友好の朝顔」が今年も見事な開花を見せているとのご報告と開花の写真をいただきましたが、今年第二号の開花報告の御写真となり、今後も送信されてくるのを楽しみにしています。

 

 

武藤様のお家で育っている「日中友好の朝顔」のお写真をいただきました

 

 

本日はご来寺を賜り 誠にありがとうございました

 

さて、朝方から時折強く雨が降ったり止んだりで不規則な天気が続いていますが、確実に夏から秋へと季節は移り変わろうとしています。「秋の野の 草の葉ごとに おく露の そのほどほどに 映る月影」と一句詠まれた方がおられますが、なんとも趣のある一句ですね。

 

 

まもなく9月長月(ながつき)を迎えようとしていますが、「秋の夜の 長き眠りの 醒めしより よそには聞かぬ 萩の上風」の一句もいいですね! 寳勝寺の庭先の萩も長く枝を伸ばし風になびいている姿はまるでクジャクの羽のようです。そこで和尚の一句、「風そよぐ 友達なりし 萩の寺」は如何でしょうか。気候不順の折、皆様にはくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

第4759話

2026-08-28

 

どしゃぶりの雨のあと

 

秋雨前線の影響を受けた線状降水帯による大雨から一夜明け、穏やかな気候となっています。ニュースではネパールの山岳地帯で発生した氷河の崩壊による想像を絶する大洪水災害の状況が報道されていますが、多くの観光客を含め地元住民を巻き込んだ悲惨な自然災害となりました。

 

 

寳勝寺にて 岩城家 御母堂様の二七日御供養諷経を修業いたしました

 

世界的な猛暑や大水害並びに地震の発生など、気候変動による異常気象が原因なのでしょうか? 日本でも各地で水害が多発しており地震発生も心配されていますが、日頃より防災に対しての知識や備えが不可欠となっているようです。本日は雨も上がりひとまず安堵いたしました。

 

雨のあとの 落ち葉 や 砂汚れ などを清掃

 

 

 

午後からは少林寺御檀家の太田様が先般の御尊父様十三回忌法要修業を受けて御挨拶を兼ね来寺され、今後の祖霊墳墓供養について懇談いたしました。少林寺御檀家様との御法縁も年々深まりつつあり、誠に有難く感謝しています。

 

少林寺檀信徒の太田様 と 懇談いたしました

 

さて、卑山職員がお盆休暇で帰省していましたが、お土産に「足ツボマッサージ」をいただきました! さっそく使用してみましたがなかなか優れもので効き目は抜群です。和尚も加齢とともに健康に気を遣う毎日ですが、足踏みしながら身体全体のマッサージが出来るのは有難し!有難し! 間寛平さんのギャク「痛痒い~の」を我慢我慢して毎日使用して参りたく思います。季節の変わり目でもあり、皆様にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。今日も一日頑張って参りましょう! 友峰和尚より

 

第4758話

2026-08-27

 

未明からの猛烈な大雨

 

今朝方より大雨特別警報が発令された石川県と富山県ですが雷鳴が轟きすさまじい大雨模様となり、真っ暗闇となった寺町界隈も昨日から一変して激しい雨で道行く人もありませんでした。携帯電話では次々とお見舞いのメッセージが送信されて来ましたが、本当に久しぶりに経験する大雨となったようです。昨日は少林寺墓域の草刈りをしましたが、今後2週間ほどは雨模様との予報でギリギリでの作業となり心から安堵したものでした。

 

 

それにしましてもこのところの気候変動には驚くばかりです。記録的な猛暑や豪雨など本当に今後の気候変動における自然災害発生を大変心配するものですが、本日は心からの豪雨お見舞いのお言葉をいただき心より深く感謝申し上げます。

 

福井市在住の北嶋様 「日中友好の朝顔」開花のようすをお届けくださいました

 

さて早朝には日頃から御厚誼を頂いている福井市在住の北嶋様より、「日中友好の朝顔」の開花状況写真が送られて来ました!近年は日本と中国の友好関係が心配されていますが朝顔だけは毎年見事な開花を見せており、一刻も早く朝顔の花の如くに末広がりの思いやりのある友好関係に復帰することを願うばかりです。

 

 

「華は無心に開く」という言葉がありますが、お互いに無心無我の境地になれば自然にわだかまりも融けていくというものです。また「稔るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな」との一句も有りますが、豊かになればなるほど謙虚な姿勢が求められているようです。今後も引き続き大雨が続くとの予報ですがくれぐれも用心して参りたいと思います。このたびの大雨洪水災害で被災されました地域の皆様には心からお見舞い申し上げます。髙橋友峰

 

第4757話

2026-08-26

 

またたく間に生長する雑草群 / 少林寺墓域にて

 

このところの異常とも思える急激な猛暑続きには皆様も閉口気味の事と思いますが、ヨーロッパ諸国、特にフランスでは約40℃を超える酷暑日が続き多くの犠牲者が出られたとの報道がなされていました。フランスは北海道と緯度を同じくしており夏でも涼しいため冷房器具は殆ど設置されておらず、今年の異常な暑さのなか体調を崩される方が続出しているとのことです。日本も同じく昨日は京都で40℃を超える酷暑日になったといいますから開いた口が塞がりません!京都は盆地ゆえに猶更の事ですね。

 

ものすごい勢いで、草が伸びています

 

金沢市内も毎日35℃前後と厳しい猛暑となっていますが、この時とばかりに早朝より少林寺墓域の除草剤散布に出向きました。今年は暑さのせいか夏草の勢いも増しており例年より雑草の成長が早く、いつの間に随分と広範囲にまでその勢力を拡大し本当に驚きました!

 

 

少々除草剤散布のタイミングを逸してしまいましたが、本日は徹底して入念に散布しましたので効果の程を期待したいものです。夏場の外作業はその大半が雑草との闘いで、油断すれば瞬く間に墓域を占領されてしまいますから頑張って参りましょう!

 

刈込みの後、除草剤を散布

 

和尚にとっては外作業は願ってもない筋力トレーニングと身体のストレッチ体操を兼ねており、作業を終えるころにはいつも約7千歩ぐらいのウオーキングを達成出来ますから一石二鳥といった所でしょうか。とにかく高齢者にとって運動不足は健康そのものに即影響しますから日々身体を動かすことに精を出していきたいものです。

 

 

さて、8月も残り少なくなって来ました。ようやく和尚もお盆休暇がいただけるという事で色々計画を立てていますが、秘湯か何処かを訪ねてゆっくり心身を癒したいと願っています。「忙中に閑あり」です!「坊主に燗あり」かな!? 先般、歌手の吉田拓郎さんが80歳記念ライブコンサートを開催しましたが、歌詞にも有りますように「熱燗と徳利の首つまんでもう一杯如何なんて~」のんびりしたいものですね。「ウイッ」今日も一日お健やかにお過ごしください、「ウイッ」友峰和尚より

 

 

第4756話

2026-08-25

 

朝陽をいっぱいに受ける 睡蓮の葉

 

このところ残暑厳しい日々が続いていますが午前中には34℃を超えてしまいました。本日は火曜日で休寺日でしたが、玄峰和尚が金沢市内の寺院で特別法話を依頼されており寳勝寺に立ち寄ってから会場に向かうと言うので待っていました。昨年12月25日奈良市「奈良100年会館」で開催された「H1法話グランプリ」全国大会で玄峰住職がグランプリを受賞しそれ以後は色々な所より法話の依頼を受けているそうで、本日は金沢市内の寺院で特別法話が開催されるということでした。最近は東奔西走の日々が続いている様子で、あまりの多忙さに嬉しいやら心配やら「何も言えね~」って感じです。

 

 

久しぶりの休息日で境内をぐるりと散策しましたが、普段はあまり目に留まらない植物や木々に思いを寄せました。おおよそ約100種類以上はあると思われる植物類だけに1つ1つの名前を覚えるだけでも大変ですが、四季折々に必ず花が咲くように植え込んであります。玄関前の小さな水鉢で育てられている睡蓮は毎年可憐な花を咲かせ寺カフェに来られる方々の眼を引いているようで、卑山の人気者ともなっています。現在は青々とした可愛い葉っぱが実に清涼感溢れる感じでとても気に入っています。

 

毎年可憐な花を咲かせている 睡蓮

 

碗 蓮

 

また対照的に朝顔の花が満開となっておりこちらも人気があります。この「日中友好の朝顔」ですが、種をお分けしたところから毎年開花の写真が送信されて来ましたが今年は今のところ無く、送信されるの首を長くして待っているところです。

 

 

本堂裏手の庭にも沢山の茶花や秋の花が植えられており、寺カフェ利用のお客様がカフェの部屋から愛でておられる光景をしばしば目にしますが、冷房の良く効いた部屋から眺める秋の草花もまた格別なのかも知れませんね。

 

ようやく涼しくなってきた夕方 夕焼けに照らされる雲とともに 月 が見えています

 

さて皆様は厳しい暑さが続くなか如何お過ごしでしょうか!和尚も加齢と共に休息の大切さを身に染みて感じ始めています。今日は久しぶりの休寺日を心から満喫したいと思います。どうか皆様にはくれぐれもお身体御大事にお過ごしください。友峰和尚より

 

 

第4755話

2026-08-24

 

「 夢 又 夢 」 大安友峰 書

 

和尚の大好きな禅語で「寳鏡三昧経」に、“潜行密用 如愚如魯 (せんぎょうみつよう ぐのごとく ろのごとし)」というのがあります。“潜行密用”とは何事も潜(ひそか)に行い他に分からぬように用いる事を意味し、“愚の如く魯の如し”とはどちらも愚か者の如く目立たぬように行動する事を意味します。簡単に言えば人に目立たぬように日々コツコツと精進努力する姿を指すのですが、人間なかなか誰も見ていない所で実行することの難しさでもあります。

 

 

霊苑内の植物に 水やりをしています

 

 

和尚がこの言葉を得意げに話すと皆、口々に「和尚はよく目立っていますよ!」と揶揄されてしまいます。それでも「潜行密用、愚の如く魯の如し」を座右の銘に日々の活動の指針として肝に銘じています。最近は特に仏教書や禅語辞典をよく読むようにしていますが、一つ一つの禅語の全てが実践的生活体験から出た真実の言葉ゆえにこの歳になって自覚することが増えて来ました。

 

 

 

さて、少林寺の前々住職の奥様、操様(自称百歳)にお会いして昔々の少林寺本堂正面を映した写真を探していただきましたが、どの写真も奥様の若き頃の思い出写真ばかりで話題はそちらのほうが主となり、しばし歓談の時間となりました。少林寺本堂の外壁が相当痛んでおり、いちど修復工事をしなければと考えています。

 

野町 少林寺にて

少林寺の奥様にお会いしました

 

カメラも今ではスマートフォンに変わり時代の変遷とともに写真アルバムの保存方法も様変わりしていきます。現在ではモノクロ時代の写真もカラー化出来るなど世の中ずいぶんと便利になったものです。仮想現実の世界が更にバーチャル化していく現代社会! どうやら人生も夢また夢また夢の不確実性を帯びていく今日この頃となっているようです。ご用心!ご用心!くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

お家にて 古いアルバムや写真を見せていただきました

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