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第4555話

2026-02-05

大安禅寺 松雲院からの山々の風景

 

衆議院議員選挙期日前投票のために自坊に帰山しましたが、大安禅寺はスッポリと雪に包まれ静寂そのものでした。立春を迎え故郷の山々からは春の到来を告げるかのように草木の甘い香りが漂い気持ちを和ませてくれます。故郷っていいですね! 何も言えねぇ安堵感に包まれるものです。

 

 

 

寺と自室建物を往来するための 唯一の通路

 

和尚のアトリエは寺の一番奥に位置していますが、現在は庫裡修復工事のため自室につながる渡り廊下が切り離されており境内から徒歩で行かねばなりません。新命和尚が前もって自室までの道を綺麗に除雪してくれており助かりました。今では陸の孤島のような感じになっていますが、それはそれで大変気に入っています。

 

自室の前から 本堂後方と庫裡の建物が見えます

 

 

大安禅寺 藤田通麿総代様との茶礼にて

 

午前中に卑山藤田通麿総代がご挨拶に来てくださりゆっくり歓談しました。話題は広範囲に渡り、特に新命和尚の晋山式について話しました。まだまだと思っていた晋山式もあと2ヶ月あまりに迫り流石に気忙しさを感じ始めています。

 

開基堂の前で 石垣修復工事を視察

 

さて自坊では現在 開基堂(福井藩第四代藩主松平光通公 御像堂)の石垣工事を行なっておりしばらく現場を視察しましたが、順調に修復が進んでいるようでした。修復工事が順調なら和尚の老化現象の進み具合も極めて順調で、和尚もメンテナンスが不可欠となっています。一にも二にも健康が大切ですね。愈々春野菜の季節です!春野菜をスムージーにして元気に頑張って参りましょう。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

大安禅寺 庫裡正面玄関にて

第4554話

2026-02-04

立春の暖かい朝を迎えましたが、皆様にはお健やかに恙なくお過ごしの事とお慶び申し上げます。昨日は節分で「鬼やらい」の御祈祷と福豆撒きをしましたが、そもそも“鬼”とは心の中に住む邪気のことで、「恐ろしき 地獄の底の 鬼とても 己が噴き出す ものと知らずや」という世語があるくらいですから実際には「心の邪気」を払う行事だとも言えます。

 

昨夕行われた 大安禅寺 節分御祈祷会より

 

「心の邪気」とは仏教では「貪 瞋 痴(とんじんち)」の三毒を意味しますが、「執着と怒りと愚痴」を指しまた「無明」とも言い、心の鬼を退治して福の神を内に招くのが古来より伝わる“鬼やらい”の意義なのかも知れません。

 

今年も多くの方が御参詣くださいました

 

 

鬼やらいの後 福豆まきが行われました

 

 

「 福は内! 」 「 福は内! 」

 

 

1階部分をおおうほど高く積もった 屋根からの落雪

 

今日は立春! 暦(こよみ)通りの初春を感じさせる一日となりましたがまだまだ油断は出来ません。本堂裏側には落下した屋根雪が山のようにあり、次の降雪に備え少しでも融かさねばと雪割りをしました。ニュースでは今年の豪雪で多くの方が雪の重みで倒壊した建物の下敷きになったとの事ですが本当に雪は侮れません。急激な気温の上昇は屋根雪を何倍にも重くしますから要注意です。

 

 

さて衆議院議員選挙も終盤に入っていますが、各候補者の演説にも「背水の陣」の如き熱が籠ってきました。今年は丙午歳ゆえに大いに走って!走って!走って!全力疾走で毎日頑張って参りましょう。お元気にお過ごしください!友峰和尚より

 

第4553話

2026-02-03

久しぶりの青空

 

明日4日の立春を前に今日は大変良いお天気となり本堂屋根に積もった大雪も融け始めましたが、月末には再び寒波が北陸地方を通過するとの予報で日々境内の除雪には余念がありません。幹線道路も歩行者通路には未だに多くの残雪があり、除雪作業が急ピッチで行われています。

 

寺の裏庭には 屋根からの落雪が山と積もっています

晴れ間の内に 少しずつ雪割り作業中

 

 

少林寺 和紙の張替えをお願いしていた障子戸が 戻って来ました

 

建付け調整中

 

 

 

 

 

本日は節分で、午後3時より諸願祈祷を修業し今年1年の檀信徒各家ならびに御法縁を頂く各企業様の招福祈願を致し、あわせて声高らかに「福は内!福は内!福は内!」の掛け声とともに福豆を撒きました。午後6時半からは福井市・大安禅寺で節分会厄除け御祈祷が厳修された後、「鬼やらい」と福引大会が開催されますので皆様には是非御参詣頂きたいと思います。

 

宝勝寺にて 節分御祈祷を修業いたしました

 

令和8年2月3日 宝勝寺節分御祈祷 ~音が出ます♪~

 

御祈祷は“法鼓(ほっく)”と“真言諷経(しんごんふぎん)”を通して真理を波動で伝え、厄除招福・無病息災・家内安全・健康安心・災難消除・病気平癒を祈願するものです。本年厄年を迎える老若男女の御方は合同祈祷会に是非御参詣ください。

 

 

 

「真実を行ずる者には必ず佛天の加護が有る、いわゆる御利益は真理を行ずる全ての者に還元されるのである」とは高僧・法沖(ほうちゅう)の言葉で、御祈祷とともに福引大会で招福の御利益をご期待ください!くれぐれもお健やかにお過ごしください。友峰和尚より

 

 

第4552話

2026-02-02

 

もうすぐ立春

 

明日は「節分会 せつぶんえ 」で、季節の変わり目に邪気が入りやすいとの古くからの考えから災厄を払い一年の幸せを願う「厄除祈願」をはじめ「家内安全」「健康安心」などの御祈祷が厳修された後、鬼やらいの豆撒きが行われます。

 

大安禅寺 節分会

厄除祈願、健康安心などの 御祈祷を厳修

豆撒きの由来は「魔目(まめ)」や「魔滅(まめつ)」に通じるという語呂合わせの説があり、豆を炒って悪の魔の芽が出ないようにとの意味合いから豆撒きをして鬼退治をしたことに端を発しているそうです。明日は午後6時半より大安禅寺・枯木堂(こぼくどう)に於いて節分一般御祈祷会が修業され、引き続き豆撒きと福引大会が開催される予定となっています。

 

 

福豆まき と 大福引大会

 

 

大安禅寺の節分会は、雪に閉ざされた北陸の長い長い冬を健康で元気に過ごして頂くためにと約40年前より新しく始めた行事で、現在は近隣より多くの方がご参詣くださり本当に有難く思っています。福引大会の各景品も年々ご協力くださる企業や商店主が増え豪華な内容となっており、皆様も是非ご参加いただき今年の福をお持ち帰りください!

 

大安禅寺「 節分会 せつぶんえ 」 御祈祷札と福豆

 

さて和尚は宝勝寺にて檀信徒皆様ならびに卑山に御法縁を頂いている御家の家内安全・家門隆盛・除災招福を願って御祈祷を申し上げたく思っております。気候不順の折、くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

第4551話

2026-02-01

 

早朝 少林寺総代・宮﨑家の月参りに出かけました

 

今日から2月如月(きさらぎ)に入りました。衆議院議員選挙も投票日があと1週間後に迫り各党の候補者の演説も白熱してきた感がありますが、なにしろ北陸地方や東北地方や北海道は豪雪に見舞われ支援者の方々も除雪に追われる毎日で、選挙カーから聞こえてくる言葉も「寒いなかお疲れ様です!ご苦労様です!」の連呼となっています。

 

歩道沿いに雪が残る 金沢市中心部のようす

 

午前中に少林寺総代・宮﨑家の月参りに出向きましたが、金沢市内の幹線道路沿いはまだまだ除雪されていない場所が多く今後の降雪状況が気になるところです。宮﨑家の床の間には雪柳が飾られ、まもなく立春を迎えるに相応しい風情を見せていました。

 

宮﨑家の月参りにて

 

 

午前11時からは谷津家御令室三回忌祥月命日忌法要が御主人はじめ御親戚皆様が集うなか本堂にて修業されましたが、堂内は暖房器具があるもののかなり冷え込む中、御参詣の皆様には防寒具を着用して頂いての法要となりました。

 

谷津家 御令室三回忌祥月命日忌法要

 

住職にとって追善供養の法要は大切な布教の場であり、法要終了後の和合茶礼に於いても時間の許すかぎり故人を偲びながら父母の恩・衆生の恩・社会の恩に感謝しその菩提を弔う「報恩菩提」の年忌法要の大切さを説いています。

さて3日は節分会、邪気を払い無病息災を願って全国の寺社仏閣では御祈祷と「追儺(ついな)」の行事が行われます。当日には、御家族皆様がご健勝で1年を無事にお過ごしくださるよう心より御祈祷申し上げたく思っております。友峰和尚より

第4550話

2026-01-31

「 一樹春風有両般 南枝向暖北枝寒 」 渓仙 書

 

マイナス気温の朝を迎え思わず身震いするほどでした。雪はひと休みといったところで安心しましたが、まだまだ気持ちを緩めるわけにはいけません。明日から2月如月(きさらぎ)に入り3日は「節分」、4日が「立春」ということで待ち遠しい春が一歩近づいてきます。

 

霊苑事務所スタッフの皆さんと 和合茶礼をいたしました

 

毎年のことながら「立春」という言葉の響きは北陸地方に住む者にとってとても心地良いもので、言葉に比例して心も和むものです。寺カフェを久しぶりに開業し、霊苑スタッフの皆さんと慰労の茶礼をしながらしばし歓談しましたが、時折小雪が舞い散るなか穏やかな日差しが庭の雪を照らし出し、春の到来を感じさせてくれるような風情を見せていました。

 

午後より 桂岩寺御住職が御挨拶に来寺くださいました

 

 

さて、本日自坊の大安禅寺では新命玄峰和尚の特別法話が行われ、会場の枯木堂は聴衆者で満席となったそうで大変嬉しく思ったものです。先般各宗各派が集う全国法話グランプリ大会で優勝しそれを記念して開催されたものですが、今後も玄峰和尚の布教活動には大いに期待したいものです。

 

 

特別法話に先立ち厳修された御祈祷会のようす

 

 

新命玄峰副住職特別法話 「心時間を生きる」 が開催されました

 

 

 

 

 

 

 

ご来寺くださった皆様との記念撮影

 

 

 

さて2月3日(火)は節分会、大安禅寺では午後6時半より盛大に開催される予定で「諸願御祈祷会」の後には今年の福を呼ぶ福引大会が行われますので大いにご参加ください。節分会には宝勝寺でも今年1年間の檀信徒皆様始め御法縁を頂く皆様方の健康安心・家内安全・家門隆盛を御祈願御祈祷申し上げたく思っております。くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

第4549話

2026-01-30

2月を目前に ふたたび銀世界

 

今月も残すところあと1日となりましたが、昨晩より心配された猛烈寒波もどうやら無事に通り過ぎたようでひと息ついています。とは言え早朝はまた日課の除雪から始まりました。

 

 

少林寺と宝勝寺境内の除雪には約2時間あまり要しますが、除雪機のおかげで随分と効率良く進み作業の軽減と共に時間も短縮できており有難く思っています。いつまで除雪作業が出来るか分かりませんが、やれるところまで頑張って参りましょう。

 

 

午前中にはいつもご厚誼を頂いている名鉄観光金沢支店の幹部の方が新任スタッフのご紹介を兼ねて御挨拶に来寺くださいました。観光旅行事情もコロナ禍以後は様変わりし近年では家族や個人での旅行者が増えつつあるようで、観光バスを連ねた団体旅行は激減しているように感じます。

 

名鉄観光金沢支店 支店長の若松氏と スタッフの冨塚氏とともに

 

和尚もいちど全国の温泉地を巡りたいと願っており、旅行パンフレットを見ながらシュミレーションするだけでも楽しくなるものでNHK‐BSの旅番組も最近よく見るようになりました。

 

 

「 楽 」 渓仙

 

さて本日も新命玄峰和尚より依頼されている墨蹟に取り組みましたが、和尚の墨蹟でトートバッグを制作するとのことで素敵な仕上がりを楽しみにしています。後期高齢者の仲間入りをした今「一期一会」の言葉が身に染みる昨今となっているようです。皆様に於かれましてはお健やかにお過ごしください。友峰和尚より

 

「 飛翔 」 渓仙 書

第4548話

2026-01-29

野町・少林寺 / 石川県は再び 大雪警報 が発令されています

 

すっぽりと周りを大雪に囲まれた野町・少林寺ですが、奥様からの緊急電話を受け除雪に出向きました。今日から明日にかけて北陸地方には大雪警報が出されており、雪が降りしきる中での緊張感に包まれながらの除雪作業となりました。手作業での除雪は老体にはかなりの負荷がかかりますが、和尚よりもっと御高齢の方が自宅前道路の除雪をしておられる姿を見れば愚痴など申せません。

 

少林寺山門から奥様のお家まで スコップで除雪しました

 

 

除雪を終えて寺内の点検をしたあと久しぶりに本堂で坐禅をしましたが、気分は実に爽快で普段からの瞑想の大切さを思い知りました。大安禅寺では毎月第2・第4金曜日の午後6時より金曜坐禅会が開催されており約40年以上に渡って続けられています。宝勝寺でもコロナ禍以前には毎月1回木曜日に坐禅会が行われていたこともあり、再び復帰したいと願っています。

 

少林寺の応接間 / 和紙の張り替えのため、障子戸が外されています

 

引き続き自坊より依頼されている墨蹟制作をしながら、静寂に包まれた少林寺アトリエでの時間を楽しむことが出来ました。今は衆議院議員選挙の真っ最中ながら大雪の影響からか選挙カーから聞こえてくる声が雪に吸い込まれてしまい、いつもの選挙風景とは随分と違う雰囲気となっているようです。さて、まもなく立春を迎えますが皆様にはくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

宝勝寺 境内の梅

第4547話

2026-01-28

 

宝勝寺 中庭の雪

 

1月・睦月もあっという間に過ぎ去りまもなく立春を迎えようとしていますが、皆様にはお元気に恙なくお過ごしの事とお喜び申し上げます。どういうものかこの時季は郵便物が多く届き、各社の広告DMをはじめ公的機関からの問い合わせや本山からのお便りも次々に届き、資料の内容を一つずつ確認するのもなかなか普段は味わえない楽しみの時間となっています。また大雪の影響を受け現在は寺カフェを臨時休業している事も有り、寺内は実に靜かで朝一番に各部屋を巡回するのも気持ちが良いものですね。

 

静まり返る寺内 喫茶室の風景

 

午前中には来る2月3日午後6時半厳修予定の「大安禅寺節分会」に御協賛くださる各社様へお配りするための干支色紙描きをしました。昨年の11月に始まりここまで描き続けてきますと「午」の図もようやく和尚独自の画風が加わり、自分でも納得のいく今年の干支色紙が完成となったようです。今年で最後の干支色紙となるのかならないのかは、和尚の今後の健康次第なのかも知れません。

 

暖かい上着を着こんで 干支色紙描きをしました

 

 

 

 

さて「ゆう散歩」を続けていますがこのところ少しやり過ぎのようで、脹脛(ふくらはぎ)が炎症を起こし歩行が難しくなってしまいました。とは言えこのままダウンではあまりも不甲斐なく寺町界隈をゆっくりと歩きましたが、道路の脇には除雪後の雪の山が有りやはり無理は禁物のようです。今年の法話の題は「一燈照隅」ゆえにコツコツと精進して参りましょう!くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

 

第4546話

2026-01-27

 

冬の兼六園 ( 無料提供画像より引用しました )

 

北陸地方は雪が降りしきる中での衆議院議員選挙出陣式となったようです。禅語に「銀椀に雪を盛り 名月に鷺を蔵す」(ぎんわんにゆきをもり めいげつにろをかくす)とあるように、お互いに主義主張や公約は異なれど和合の政治を願いたいものです。

 

いったん小康状態となった 北陸地方の雪

 

「俺が俺がの我(が)を捨てて お陰お陰の下(げ)で暮らせ」とは全くにその通りで、現代社会を生きていく中で最も大切なことは相手を思いやる心で、常に「おかげさま」「おつかれさま」の言葉が仏教の教えでもあります。

 

次の降雪に備えて 着々と除雪中

 

釈尊は「四十九年一字不説」と常に実践の行を旨としました。確かに真理は自己体験する以外に人に伝える方法は無くまた真理を説く言葉さえありませんが、それでも「ありがとう」「おかげさま」の言葉は誰にでも言える「思いやり」の言葉です。議員の皆様が市民に声を枯らして訴える政策の中に「ありがとう!おかげさま」の心が含まれているかを確かめてみるのも良いかと思います。

 

 

子供達が通学する途中で「おはようございます!」と元気な声で除雪作業をしている人に声を掛けている姿は仏の姿です。「銀椀に雪を盛り 名月に鷺を蔵す」ごとき無心無我の日々を歩んで行きたいものですね。本日も沢山の心温まる誕生日メッセージを頂き心から感謝申し上げます。寒さ厳しき折、くれぐれも暖かくしてお過ごしください。友峰和尚より

 

 

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