和尚のちょっといい話
今日のお話ですが、皆様もきっとお気づきのことと思いますが、高齢者の御方で先日まで早朝ウォーキングをされていた姿が急に見えなくなって、まもなく整形外科通いが始まっているという事実。そうなんですね!心は若く思っていても、どっこい身体の運動能力は反比例している現実を知るべしです。ならば今流行りのサプリメントを多用すれば若返るかと言えばそれとてどこにも保証なしですから、やはり何事も「ほどほど」が肝心のようです。
寳勝寺霊園にて
この「ほどほど」の言葉ですが、これはあらゆる方面で言える事かと思います。食べる事も、飲むことも、運動も、話すことも、人との交流も、睡眠も、等々。そういえば長生きの方がその秘訣として、「腹八分目」をよく言われます。これこそが「ほどほど」の意味だと思いますね。食べ過ぎ!飲みすぎ!運動しすぎ!寝すぎ!しゃべりしすぎ!嗚呼! 歳をとるというのは「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という事なんでしょうね。孔子の言葉の「中庸」(ちゅうよう)が日々の高齢者の必須科目のようです。「御達者でしたか?」の問いに、「嗚呼、口だけは達者です。」これがいかん!! 和尚も、暑さのため休止していた早朝ウォーキングを再開したいと思っています。年齢に合わせた歩き方が有ると思いますね。
お掃除をしました
さて、寺町周辺はすっかり秋の様相を濃くして来た今日この頃、観光客の方もこの時期の旅行を楽しんでいる様子がうかがえます。寶勝寺寺カフェも開業二年目を迎え、金沢観光都市を目指す中で、旅行者の憩いの場所として定着してきているようです。友峰和尚より