和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4350話 】
2025年 07月 15日 談

大安禅寺御詠歌講員の皆様と 渡欧報告の和合茶礼をいたしました

 

午前中に開山堂ならびに開基堂にお参りをしたのち愈好亭の掃除をしましたが、本当に気持ちが穏やかになりました。午前9時半からは大安禅寺御詠歌講員皆様が来寺くださり、松雲の間にて渡欧帰国報告と和合茶礼をしながら歓談しました。

 

 

 

 

帰国から早や20日ばかり経ちましたが、フランス・アンジー市での「日本禅文化交流会」開催時の出来事を話しているうちに色々な場面が思い出され、まだまだ渡欧ロス状態から抜け出せていないように思ったものです。

 

 

 

 

 

御詠歌講員の皆様は日頃より練習を重ねておられ、年中行事や本山妙心寺主催の全国大会にも参加され本当にその努力とご精進に敬意を表するとともに感謝申し上げております。

 

御詠歌講員皆様の 日頃の練習風景 / 2025年5月

 

令和6年度 大安禅寺盂蘭盆会にて

 

平成29年(2017) 寳勝寺本堂修復落慶法要ならびにふれあいパーク霊苑竣工式にて

 

妙心寺に於ける御詠歌講員の数も全体的に減少傾向にありますが、少子高齢化社会が進む中で卑山講員の皆様は全員が長年に渡り休まず練習を重ねておられ、年中行事や法要に欠かすことの出来ない存在です。来年5月16日には本堂落慶式並びに新命玄峰和尚晋山式挙行を控え、当日は稚児行列も計画されており行列の先達として御詠歌の御奉詠を願っております。

 

長年お世話になっている 小森庭園主 の 末政幸憲氏

このたび修復が成された 笠原白翁の廟所をお参りに来られました

 

孫の永峰と

 

さて午後より卑山藤田通麿総代とアトリエでゆっくり歓談いたしましたが、現在諸堂の修復工事も順調に進んでおり感謝すると共に来年の晋山式にも話題がおよび、気持ちは徐々に来年の準備のことへと移行している感じのようです。夕刻よりすべての予定を終え宝勝寺に帰山しましたが、今はお盆月の真っ最中で明日から再び墓参諷経に専心して参りたく念じております。暑さ厳しきおり、くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

藤田通麿総代と アトリエにて歓談のひととき

 

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