和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4135話 】
2024年 12月 12日 談

「 道 」 渓仙

 

朝方は小雪がちらついていたかと思いきや時折晴れ間の見えるなんとも天気の定まらない愚図ついた一日となりましたが、皆様には恙なくお過ごしのことと思います。昔から「女心と秋の空」と言われるように女性の移り気な心を秋の空模様に例えての言葉ながら江戸時代までは「男心と秋の空」だったそうで、おおよそ明治時代頃から今の言葉に変化したそうですが、男女いずれにせよこの時期の天候の移り変わりには外作業をする上でも閉口してしまいます。室内の気温もずいぶんと低く日中でも外気は5℃前後ですから、暖房なしでは掃除も儘なりませんね。

 

清田様と 御友人の皆様とともに

 

午前中には横浜市在住の清田様が久方ぶりに東京のお友達と御一緒に金沢市内観光旅行の合間にご挨拶に来寺くださり、皆様としばし歓談しました。このところ年末観光を兼ねて卑山に来寺くださる方が増えて来ていますが、金沢市がいかに観光都市であるかを改めて実感させられます。

 

 

 

さて午後からは引き続き職員並びにアルバイト学生さんの加担を得て大掃除が進められました。本日は応接間をはじめ客間の掃除となり隅々まで徹底して行われ、夕刻までには本日の予定個所を全て終える事が出来たようです。

 

「 即今 」 渓仙

 

和尚は2階の倉庫整理整頓に専念しましたが、長らく大切に保存されている品物一点一点を確認しながらの作業となっており懐かしさも手伝って相変わらず整理が進まないのはいつものことです。

 

「 温故知新 」 平成丙申 渓仙 書

 

「 令和 」 渓仙 書

 

やはり「断捨離」を行動に移すにはあまりにも歳が行き過ぎたようで、どれもこれも「おとましいざ~(福井弁で“惜しい”)」なげられんわ! やっぱとっとくわ!明日も引き続き頑張って大掃除しましょう!! 友峰和尚より

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