和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4115話 】
2024年 11月 22日 談

宝勝寺境内 冷たい霙雨の風景

 

気候が一変して霙(みぞれ)混じりの冷たい土曜日の朝を迎えましたが、皆様にはお元気にお過ごしのこととお喜び申し上げます。北陸地方のこの時期の気候は急変しますから要注意です! 昨年は庭の雪囲いを済ませていましたが今年は暖冬で油断をしていました。天気が回復次第、作業に入りたいと思います。

 

玄関 屋根からの落雪除けの三角屋根

 

土曜日の宝勝寺はいつもですと寺カフェを開業するのですが、今月初めより電柱地中下工事が山門前道路で行われているため臨時休業しています。電柱が道路から見えなくなるのは大変嬉しい事で、宝勝寺より六斗の広見までの道路がすっきりした感じになり寺町界隈が金沢市内の新たな観光地を目指して道路の整備が進んで行くようで竣工を楽しみにしています。

 

中 庭

 

さてあと約1週間ほどで12月、師走月に入るとは本当に驚くばかりで今朝方の冷たい雨とともに愈々本格的な冬入り宣言ということでしょうか。明日は天気も回復するとの予報で、午前9時より先代實道和尚祥月命日忌並びに亡き母・微妙院月命日忌追善法要修業を卑山で予定しており、自坊から新命和尚と孫達をはじめ滋賀県からも娘と孫達が来寺予定となっておりこちらも楽しみにしています。

 

雨の中に時折太陽が差し込む 北陸の晩秋らしい日和

 

12月の「師走」の意味は駆け込みの法要が続き僧侶が忙しく走り回る姿から「師が走る」で師走となったそうです。もちろん大掃除も始まり誰もが忙しくなる月でも有りますから、「師」は全ての人を指しているのかも知れませんね。本当に1日1日を大切に過ごして参りたいと願っています。寒さには十分にお気をつけてお過ごしください。友峰和尚より

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