和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4053話 】
2024年 09月 21日 談

 

今日から3連休を迎えますが、あいにく午後からは雨模様となり観光客の姿も少なくなったように思います。皆様はこの連休を利用して旅行にお出かけでしょうか? どういうものか住職の法務は土曜・日曜・祝日に修業されるため、残念ながら休日返上の一年を過ごしています。

 

 

宝勝寺秋季彼岸御供養諷経を修業いたしました

 

明日は大安禅寺の今年最後の年中行事「秋季彼岸会並びに放生会」が厳修予定となっており、夕刻に自坊へ帰山しました。近年は玄峰副住職がすべての年中行事の前支度の設えをしてくれるため、和尚はギリギリまで金沢での法務遂行に専念出来ており本当に助かっています。

 

ふれあいパーク霊苑 奥の院での 御供養諷経

 

 

午前中にふれあいパーク霊苑幹部の清野さんと卑山霊苑運営の今後について懇談しましたが、開苑以来8年目を迎えている「ふれあいパーク霊苑」も現在順調に運営が行われており、霊苑の事務管理をされている東京新宿区に本社を構える(株)ココ・プランニング中本大資社長はじめスタッフの皆様には心から感謝申し上げています。

 

清野さんとの打ち合わせ

 

世間的には運営を「経営」と称しており、経営の“経”の字はお経の“経”でありますから「経営」とは「お経を営む」とも読むことが出来、お釈迦様の悟られた真理を営むことが運営の根本理念と承知して健全な寺院運営に日々精進努力を続けているところです。

 

 

さて、「彼岸」とは般若心経に説かれている「摩訶般若波羅蜜多」の梵語“パーラミター”の意味で「彼岸」とは仏教では浄土を指しますが、一般的には仏教の中道(ちゅうどう)の行を修し悟りを得ることを意味します。明日は祖霊の追善供養とともに家族動物霊供養も併せて厳修されますので、皆様には是非ご参詣くださいますようお待ち申し上げております。

「秋彼岸 菩提の種を 蒔く日かな」南無観世音菩薩 友峰和尚より

 

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