和尚のちょっといい話
風に揺れる 中庭の萩
朝方に地面を叩きつけるような猛烈な雨模様となり大変心配しましたが、しばらくして雨も上がり再び日差し照りつける夏日となりました。午前午後とも本堂での年忌法要と納骨供養諷経修業となり空模様はさほど憂慮しなくても良かったのですが、それでも天気の良し悪しは大変気になるものです。
午前10時半より 西村家 年忌の御法要を修業いたしました
時々“夢枕に観世音菩薩が現れ不思議な現象を体験した”などの話を聞きますが、和尚も最近それに似たような体験をすることがあります。と言うのも、本日のように終日ご供養が続きますと頭の中では常にお経が流れており、就寝中にも夢の中でしきりにお経を唱えている自分がいてその目前に観世音菩薩が神々しく現れるといった感じで、どうやら潜在意識がそうさせるのでしょうか。僧堂での修行時代などは日々の寝不足から夢を見るどころか只管爆睡していましたが、深夜に寝言の如くお経を唱えている和尚の声を想像するだけでも不気味ですね。幸いに寝室は一人きりですから大丈夫ですが。午後4時にすべての御供養を終了した後などは放心状態に陥り、頭の中がジンジンします。その感覚が就寝中に蘇ってくるのかも知れません。
午後より 高田家満中陰忌法要
桂岩寺御住職が維那を務められました
引き続き ふれあいパーク霊苑にて墳墓開眼納骨供養諷経をいたしました
15時より本堂にて 玉作家納骨之儀 御供養諷経をいたしました
さて無事に法務を終えると本当に気持ちが良いものです。卑山ふれあいパーク霊苑を通して、その名前が示すように多くの方々との御法縁が結ばれていく今日この頃となっています。友峰和尚より