和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第4022話 】
2024年 08月 21日 談
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盂蘭盆会行事遂行でなかなか時間が取れずやきもきしていましたが、無事にすべての行事を終了したことを機に本日は飛騨高山国府町・安国寺閑栖和尚のお見舞いに一路自家用車で出向きました。和尚とは大学生時代に僧堂時代そして今日まで長い長いご厚誼を頂いており、安国寺にはこれまで何度もお伺いし高山市内の観光はもとより近隣の有名温泉宿にも宿泊したことを思い出します。
臨済宗妙心寺派 太平山 安国寺 <飛騨高山旅ガイド 高山市観光公式サイト>
本日の目的は和尚のお見舞に参上したわけですが、奥様はじめ住職の祥岳和尚さん並びに川崎より長女の真耶子さんもお見舞いに来られており、久しぶりにご家族全員とお会いすることが出来ました。閑栖・英信和尚様とは昨年奥様と宝勝寺に来寺くださって以来の御目文字でしたが、現在は療養中ながら丁寧なるお迎えを頂きまた気丈に話される姿に感銘を受けました。また安国寺様に到着後、本堂にて英信和尚様のご回復を願い本尊諷経並びに祖師諷経を修業しましたが、静寂に包まれた佇まいの中に禅寺特有の張りつめた空気感を感得したものでした。
「 莫妄想 」 平林寺住職 松竹寛山老大師 筆 / 安国寺床間
夕刻に宝勝寺に帰参しましたが奥飛騨の山々の霊気は格別なものがあり、不思議な御利益を頂いたような感覚を覚えたものでした。さて明日から9月秋季彼岸会に向けての法務の準備に入ろうと思います。今日も35℃を超える猛暑日となりましたがくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より