和尚のちょっといい話
今日はお手伝い3名の方が加わり 大助かりです
昨日に引き続き早朝より庫裡屋根裏倉庫の整理移転作業となりましたが、本日は工事関係者3名の方が加担くださり、おかげさまでスムーズに作業が進みました。屋根裏では低い位置に多くの太い梁が通っており腰を屈めての作業となるため、和尚などはすぐに腰が病んでしまいます。作業を手伝ってくださる方々も流石に重い荷物を運ぶ時は辛そうな姿勢で、見ているだけでも腰が痛くなりそうです。
天井が低いため 腰をかがめての作業
狭い空間 大きくて重い荷物を屈みながら階下へ運びます
今日のお宝は学生時代に友人と交わした手紙や両親からの便りで大発見でした。化粧箱に丁寧に保管してあり、当時の手紙を読むのは実に54年ぶりとなりました。いやぁ懐かしいと言うかなんというか、大学時代は高校の友人と交わした手紙が多いのですがどの手紙も初めて読む気分で、手紙の内容も心温まる文章でいちど地元に住む友人に会ってみたい気持ちに駆られました。
また両親からの手紙も何度も何度も読み返し、涙が出るほど嬉しく思ったものです。歳を取らなければ当時の両親の子供を想う気持ちはなかなか分からないものだとつくづく自省の念に駆られました。和尚の大切な青春時代のメモリアル品として、密かにタイムカプセルに入れて地中深くに埋めておきたいと思います。
庫裏屋根裏から 品物を下階に降ろす作業は大変でした
ほぼ片付いた 屋根裏倉庫
屋根裏で しばしの休憩タイム
さて本日は大方の整理移転作業を終了することが出来ました。明日からは庫裡全体の保存物整理に入ろうと予定しています。和尚が長年お世話になった自室にもまだ多くの私物が保管してあり、何が発見されるか楽しみにしながらの整理移転作業が続いていきます。「断捨離」とはいえ、やはり深い思い出の品はそう簡単には捨てることが出来ない困った自分がいるようです。友峰和尚より