和尚のちょっといい話
地元の広場にて 左義長が行われました
まるで早春の到来を思わせるほどの穏やかで良い気候の一日となりました。早朝に新命和尚が導師を務め地元左義長が執り行われましたが孫達も参加したようです。
午前10時より「新年修正大般若祈祷会」が部内御寺院御出頭のもと、檀信徒とともに一年の無事を祈願し厳修されました。行事の前に檀信徒責任役員総代に年頭の御挨拶をしたのち、新命和尚によって式次第の報告がなされ、修復工事進捗報告と4月14日に予定されている「上棟式」についても詳しく説明がなされました。
令和6年度 修正大般若祈祷会 が厳修されました
檀信徒様全員での大般若経転読が行われているところ
1年間の最初の行事ということで従来は法要終了後「檀信徒新年会」が開催されていましたが、コロナ禍を受けて当面中止となりまたこの度の能登半島地震発生も考慮して静かな新年行事となりました。
大般若祈祷会に引き続き 檀信徒総会 が行われました
さて昨年の除夜の鐘に続き大般若祈祷会そしてまもなく節分会を迎え、気持ちは否が応でも新しき年に向かって切り替わっていきます。言い換えれば伝統的行事を受け継いでいく事の大切さでも有ります。「一寸先は闇」という諺が示すように、「明日をも知れぬ露の命」が故に、今を大切に「己事究明」に注力し気持ちを常に一新して難事に向かって対応して行かなければなりません。本日は満身の禅定力で御祈祷申し上げました。どうかこの1年、檀信徒皆様のご家庭が平穏無事で有りますよう心よりご祈念申し上げる次第です。友峰和尚より