和尚のちょっといい話
伝燈寺にて、北國新聞社社会部・向島記者から取材を受けました
午前中に伝燈寺に出向き、地元・北國新聞社の向島記者から取材を受けましたが、今回は伝燈寺の悠久の歴史における出来事や今後の寺院再興への計画取り組みについて話しました。
約600年前に始まる歴史や伝説について説明しているところ
伝燈寺町の西川さんと
境内にそびえるしいのき / 向拝から
身代わり地蔵尊 の 御真前にて
取材の後には堂内はじめ弁財天を祀る洞窟など案内して回りましたが、伝燈寺に2017年1月、兼務住職としての本山からの辞令を受けて約6年が経ち、その間寺院護持と復興に微力ながら尽力しており地元生産の「伝燈寺里芋収穫祭」と「弁財天祈願祭」を併催しつつ現在復興を目指しているところです。
弁財天を祀る洞窟へ
本日は定例の伝燈寺開山仏林恵日禅師並びに歴代和尚諷経と所願御祈祷またお位牌のお焚き上げ霊供養諷経を修業して寳勝寺に帰山しました。
伝燈寺開山仏林恵日禅師並びに歴代和尚諷経をしました
物置倉庫の建築をお願いしている 高倉さんがいっしょにお参りされました
境内で育っている 伝燈寺里芋
まもなく各兼務寺院の盂蘭盆会が厳修予定となっており、今日と明日に掛けてその準備に入りました。伝燈寺は静寂な山間にあり幽玄で、寳勝寺・少林寺は閑静な寺町寺院群に位置し枯淡でいずれも特有の禅風を醸し出しており、禅寺としての威厳を感じます。年中行事を修業しながら寺院の護持と布教活動に尽力する日々が続いているようです。
「緑陰の どこまで深し 読経僧」友峰
「山間に 響く読経や 夏涼し」友峰