和尚のちょっといい話
令和5年度 「伝燈寺里芋豊穣祈願祈祷会」
昨夜からの雨も朝方には上がり、午前10時より修業される「伝燈寺里芋豊穣祈願祈祷会」のため、さっそく法衣の支度をして午前8時半には寳勝寺を出発し伝燈寺に向かいました。会場の設えなどは先日しておきましたが、真前のお供え物や伝燈寺里芋の苗などは本日お飾りして10時開始予定のご祈祷会の準備をしました。
伝燈寺到着頃にはすでに関係者の方々が新調した揃いの法被を着て里芋植え付けの準備に入っていました。伝燈寺里芋研究会千田会長はじめ関係者方々御出席のもと里芋の苗が真前に献供され、午前10時より「伝燈寺里芋豊穣祈願祈祷会」が厳修されました。
伝燈寺里芋豊穣の御祈祷をいたしました
千田会長ならびに会員の皆様が 本尊の御真前に里芋をお供えしました
御祈祷終了後、研究会会員の方々が御祈祷された里芋の苗を持って行列を成し里芋畑へと向かい、午前11時より、SNSを通じて応募された親子さん約20名が里芋の苗植え付け体験をしましたが、既に芽を出した種芋を子供たちが本当に楽しそうに植え付けしていました。
御祈祷された苗を 畑へと運ぶ金澤伝燈寺里芋研究会の方々
里芋畑にて 御祈祷しているところです
ビニールシートの畝に穴を開け、苗を並べています
植え付け体験に応募された親子さん達が 作業されているようす
小さな苗が 収穫の頃にはこんなに大きくなります
10月には今年で第3回目となる「伝燈寺里芋収穫豊穣祭」が伝燈寺で開催される予定となっています。今日も里芋を植える際には雨も上がり、晴れ間の見える絶好の日和となったものです。なにより苗植え付けに参加された親子さん達また関係者皆様の笑顔にあふれた生き生きとした姿が印象的でした。子供達が自ら植えた里芋が順調に育ち立派な小芋を沢山実らせ、豊穣となることを願った「伝燈寺里芋苗植え付け体験会」となったようです。友峰和尚より
金澤伝燈寺里芋研究会の皆様とともに