和尚のちょっといい話
今日から新年度初めての法務遂行となり、午前中に大場家祥月命日忌法要が営まれ法要厳修後にはご家族と久しく歓談致しました。最近になって強く感じるのは自坊の大安禅寺に戻っての行事遂行の際、和尚がずいぶん長きに渡ってご厚誼を頂いて来た多くの年長のお檀家様が他界され、いつの間にか代替わりになっている現実です。
大場家祥月命日忌法要が修業されました
当然と言えば当然のことながら、実に寂しい気持ちと感謝の気持ちが交差する昨今です。「今までは 他人の事やと思うたが 俺が死ぬとは こいつぁたまらん ご用心!ご用心!」と、一休和尚がわざわざ新年会の席上で言われた言葉が納得できます。
大場様と御子息とともに ひととき歓談しました
寳勝寺御檀家の安田様が 年頭の御挨拶に来寺くださいました
人生は正に光陰矢の如しで1月も早や半月を過ぎてしまい、愚図愚図しているとあっという間に閻魔様がお迎えに来てしまいますから油断は大敵です! 和尚も後期高齢者の仲間入りとなり、本日は今後の卑山法務を滞りなく遂行していくために地元御寺院御尊宿の方にご加担賜りたく深くお願い申し上げました。「備えあれば憂いなし」の諺の真意とは、実は自分の身体の老化を意味するものであったと自覚する今日この頃です。
地元御寺院様との会合にて
ふれあいパーク霊苑 を 視察されている様子
さて、そうは申せ和尚もまだまだくたばるわけには参りません! 午前中の法要後の歓談の席で、大場様の御子息から200歳まで生きてください!と言われましたからその気になって頑張って参りましょう!!「金さん百歳!銀さん百歳!和尚は二百歳!」かな? 友峰和尚より