和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第530話 】
2015年 01月 30日 談
ブログ総閲覧数からして、まもなく50000人目様を迎えようとしています。ということは、毎日必ず読んで下さっている方がおられるということになります。本当におかげさまです、有り難うございます。時々、「本を出してみませんか?」という問い合わせを受けますが、まだまだ勉強不足の感が有って辞退しています。本を出版するには、もっともっと楽しい元気の出る、しかも内容のあるブログが書けるようになったらと思っています。「お話の種」いわゆる一般的には「ネタ」ですが、社会がこれだけグローバルになりますと必然的に話題も広がりを見せ、一冊や二冊の本では書ききれないほど実に豊富にありますから、自分でも楽しみながらブログを書いています。今日などはアトリエに引きこもっての一日なれど、頭の中はバーチャル的創造世界を駆け巡り、時折奇声をあげながら「ひとりきり」を楽しんでいます。「ひとりきり」になると、自分の色々な癖や別人格が見えてきます。いつもは相手が居る中での生活の為、恐らくは自覚していない自分が多いわけですが、自分の中に潜むもう一人の自分を味わうのも新しい自己発見なのかもしれませんね。さて今日の宿題、依頼されていました橘曙覽の歌二句を書きました。
一句は「楽しみは朝起き出でて昨日まで無かりし花の咲ける見る時」。もう一句は「楽しみは昼寝せしまに庭ぬらし降りたる雨をさめて知る時」。
いずれも橘曙覽の歌です。そうですね、間もなく立春です。春がたのしみですね。友峰和尚より