和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3228話 】
2022年 06月 19日 談
大安禅寺 境内から山々を望む
入道雲が現れとうとう本日は真夏日となりました! 大安禅寺を取り巻く境内はじめ山々は深い緑色に包まれ見事な風景を見せています。短い滞在時間でしたが充分に静養出来、午前中は明日「アクリエひめじ」を会場に開催される「兵庫教区住職 副住職研修会」での講話内容の吟味をしました。
陽射しが夏色を濃くしています
本堂前にそびえる 杉の大木
このたび修復が完了した 鐘楼
講話の演題は〝少子高齢化社会における寺院運営と地域活性化の取り組みについて〟で、寺院再生への取り組みや今後の寺院活用など具体的な例を示し出来るだけ分かり易くお話しさせて頂こうと思っています。未来型墓地のひとつでもあります樹木葬ならびに合祀墓を有する宝勝寺ふれあいパーク霊苑についても触れ、引き続き㈱エムエムシー代表の大竹将人氏に樹木葬の現況を踏まえて説明頂く予定をしています。当日の第2講義では妙心寺派教学研究委員・桐野祥陽師の「漢詩、頌偈のルールと作り方」の講義が組まれています。
青々と茂る 龍潭寺木槿
やまぼうし
滋賀北陸教区の住職副住職研修会も昨日から1泊2日で小浜・常高寺様を会場に開催されており、卑山からは新命副住職が参加しています。毎年全国各教区で必ず開催される「妙心寺派住職 副住職研修会」ですが、僧侶間の情報交換と交流の場ともなっているように思うものです。さて午後より一路電車にて姫路に向かいましたが、大安禅寺開山大愚宗築禅師との縁の深い寺院が多い兵庫教区だけに、訪問を楽しみにしているところです。