和尚のちょっといい話
お正月も3日を迎え、北陸地方は時折お陽様が差す穏やかな日和となりました。次の寒波襲来に備え朝から残雪の融雪に当たりましたが、昨年とは雰囲気の全く異なった新年となりました。
寳勝寺檀信徒総代 須貝外喜夫家のご先祖供養並びに新年祈祷を修業しました
コロナ禍の中で迎えた新年ですが、寺カフェは全面休業し例年賑わった観光客の人影もなく、実に静寂に包まれた寺町界隈となっています。誰もが口にするのは、久しぶりに家族だけのゆっくりとした団欒のお正月を過ごすことが出来ました、と。
新年のご挨拶と和合の茶礼です / 須貝家の皆様とともに
ウイルス感染の問題は世界の人類に対し、「生きるとは何ぞや」「家族とは何ぞや」「仕事とは何ぞや」「国とは何ぞや」そして「ウイルスとは何ぞや」と、多くの問題を提起しています。
令和3年 新年の御参詣を賜り 誠にありがとうございました
午後より 高倉家の新年御祈祷を修業致しました
県外にお住まいの御子息夫妻と御家族が リモート列席されました
音響機材を用い、読経の声が堂内に響き渡ります
御祈祷終了後、画面を通して皆様と新年のご挨拶
2005年に愛知県で開催された日本万国博覧会「愛・地球博」のテーマが「自然の叡智」で地球の環境問題を提起していましたが、 地球環境問題に対する意識改革を訴えるテーマ館が多く見受けられました。 新型コロナウイルスの正体も今だ感染源が明らかにされず、ウイズコロナの今後、人類の叡智を結集して「自然の摂理」をヒントに一刻も早い収束を願うものです。
御祈祷終了後 新年のご挨拶を致しました
本年も どうぞ宜しくお願い申し上げます
さて今日より法務初めで、午前午後とも新年の家内安全・健康安心の御祈祷を修業しましたが、今年は初めてオンラインでの読経となりました。なるほど!すでに「人類の叡智」が生かされ始めています。感染予防の為に今後もオンラインを通して各種御祈祷を実行していきたいと思っています。友峰和尚より