和尚のちょっといい話
本格的な冬に向けて 三角屋根を建てました
政府の観光支援事業でもある「GOTOキャンペーン」の見直しがまもなく発表されるそうですが、本日の金沢市内は3連休の中日ということもあって有名観光地は多くの観光客で混雑し、寺町の通称「忍者寺(妙立寺)」にも朝方から昨年の賑わいを彷彿とさせるほど多くの旅行客が訪れていました。昨年と一番異なることは、さすがに外国人観光客は皆無状態ということでしょうか。
岩内大工師と御子息によって 毎年頑丈に設置されます
初代宮﨑寒雉釜師(1633~1712)の梵鐘 に引き続き
さて午前中には野町少林寺でお檀家様の年忌法要を修業しましたが、この時期としては実に暖かくまるで小春日和のような爽やかなお天気に恵まれ、故人の恩徳を感じ取ったものでした。
第14代宮﨑寒雉釜師の殿鐘 を打ち鳴らし 法要を厳修
少林寺には初代宮﨑寒雉釜師(1633~1712)の梵鐘が有りまた本堂内には現在の第14代宮﨑寒雉釜師の殿鐘が寄贈されており、本日は宮﨑家の分家お檀家のご法要ということもあって法要の最初に梵鐘と殿鐘を鳴らして始めました。
法要終了後の 和合の茶礼にて
因みに宮﨑寒雉家は加賀藩御用釜師であり、京都今日庵・裏千家とも現在まで深い関わりを持っています。現在の第14代・宮﨑氏が寄進された殿鐘は余韻が長く響き、言葉では言い表せないほどの深みのある音色です。皆様も是非いちどお訪ね頂き、その音色を聞いて頂きたいと思うものです。友峰和尚より
昨日宝勝寺にて 霊苑で大変お世話になった故・高田学氏の三回忌法要を修業致しました
高田氏がご寄贈くださったジャスミンの苗木が成長しています