和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2390話 】
2020年 03月 04日 談
大安禅寺駐車場から 巨大な足場と重機
今年度最初の「重文諸堂修理保存工事修理委員会」が午後4時より開催されるのに合わせ、会議出席のため自坊に戻りました。ちょうど本堂をすっぽりと包み隠す素屋根掛け工事が行われている真っ最中でしたが、実に大きな素屋根で驚きました!工事現場に立つと、いったい何の工事をしているのだろう?と不思議な感覚に襲われます。と言うのも重要文化財の本堂の建物を覆い尽くすほど巨大な足場と素屋根ですから、これから始まろうとしている本格的修復工事の規模がどれほど大きいかを窺い知れるほどです。
建物の上を 縦横無尽に張り巡らされた足場
修理工事に入る前の約1年間を有しての素屋根掛け工事には恐れ入りました。重要文化財の“重要”さを、工事が進むにつれ思い知らされているところです。工事現場は新型肺炎感染拡大の雰囲気など何処にも存在しないかのように、生き生きとした活気に満ち溢れていました。
愈好亭にて 藤田総代様が本堂を撮影されている様子
新命副住職とともに
修理委員会の会議前には久しぶりに藤田通麿責任役員総代様と懇談しましたが、順調に工事が進められている事に感謝した自坊でのひと時でした。友峰和尚より
藤田通麿責任役員総代との懇談にて