和尚のちょっといい話
「日中友好の朝顔の会」が開催されました
台風19号の影響からか再び気温が上昇しましたが、それでも30℃とずいぶん過ごし易くなって来ました。朝夕はめっきり涼しくなり、ようやく猛暑から解放されたようです。時折初秋を感じさせる爽やかな風が吹き抜けるなか、午後1時半より「日中友好の朝顔の会」が開催されました。
まるで時期を察したかのように寳勝寺境内各所に配置した朝顔が本日満開と成り、見事な大輪の花を咲かせました。本当に不思議としか言いようがありませんね。週明けにもかかわらず観光客の方が次々に寺カフェを訪れ、一応に満開の朝顔と共に記念写真を撮っていました。
「日中友好の朝顔」に関する新聞記事やこれまでのお写真を振り返り・・
兵庫県で育てられている「日中友好の朝顔」の記事
中川様ご夫妻とともに
福永嫮生様にお会いした折のお写真と
この「日中友好の朝顔」の種は、福山市にお住まいの中川美術館館長・中川健造氏より今から約6年前に分けて頂いたもので、本日のメインゲストととして御夫妻で参加くださいました。会員一同到着茶礼の後は、盂蘭盆会中ということも有って本堂で祖霊供養に臨み、供養後は「日中友好祈願」のご祈祷を致しました。今年も沢山の種子が採れる事と思いますので多くの方々にお分けしてご縁を頂きたいと願っています。
本堂にて 会員各家御先祖供養並びに日中友好祈願を修行しました
記念の品としてお分けした 日中友好の朝顔の種が入った巾着袋
懇親会の御席にて 中川様のご挨拶
論語「席不正不坐」のお言葉について、お話し下さいました
夏休みも残り少なくなって来ましたが、是非この機会に満開の朝顔を観賞して頂けたら幸いです。「朝顔に 釣瓶とられて もらい水」とは加賀千代女の詠ですが、一句詠んでみたくなる程の可憐な朝顔。毎朝、観賞するのを楽しみにしている今日この頃です。友峰和尚より