和尚のちょっといい話
未生流福井支部会員皆様とともに / 大安禅寺 書院にて
未生流福井支部会員皆様の生け花展が今日で無事円成という事で、感謝の総茶礼をしました。本当に長きに渡り「花菖蒲祭華展」にご協力頂いており、心から厚く御礼申し上げました。副住職からは御礼の言葉と共に来年の計画について説明が有り、卑山重要文化財建造物の保存修復工事が平成31年度1月より始まっている為、規模を縮小して引き続き開催したい希望のお願いがありました。
山口先生はじめ支部の皆様と 懇談のひととき
多くの方々に支えられながら、お祭りが35年間催行出来て来た御法縁に感謝申し上げております。新たに寳勝寺奉賛の㈱豊蔵組様、㈱河原市石材様、㈱ココ・プランニング様の提灯が加わり、境内がいっそう賑やかになりました。沢山の提灯を見て嬉しく感じるのは、きっと和尚自身だけなのでしょうね! 提灯(チョウチン)が無いと寂しいですね、それを「ナイチンゲール(かえる)」と言うんだそうですよ。
このところの不安定な気温の変化が花菖蒲の株にも大きな影響をもたらし、とっても困っています。せっかく咲いた花が急にしぼんでしまうという奇妙な現象が起きています。本当に難しいですね! 今日も頑張って整備をしましたが、異常気象には手の打ちようが有りません。
本日の 琵琶湖 の夕景
さて、悔しい思いを残しながら一路滋賀県長浜市に車を走らせました。明日は「滋賀北陸教区花園会役員会」が北びわこホテルで開催されることとなっており、今日は前泊しました。ホテルに到着すると、まるで異次元世界に入ったかのようなゆったりとした雰囲気でしたが、遊覧船を眺めながら心は花菖蒲祭の事を心配する始末。どこにいても大安禅寺のことが頭の中から離れない毎日が続いているようです。無事に円成出来ることを只管祈願しています。友峰和尚より