和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第1610話 】
2018年 01月 14日 談
本日早朝 左義長の御祈祷が行われました
樹齢約300年の羅漢樹が昨夜来の雪の重みで折れ、本堂入口の通路を塞いでしまったため、その伐採と整理から今日の一日が始まりました。一晩でおおよそ30センチほど降り、積雪の高さは70センチぐらいあるでしょうか? 本当に昭和56年豪雪以来の大雪となっています。除雪車をフル活動させ生活道路を確保した後、新命副住職と地元町内の左義長ご祈祷に出掛けました。
路面はテカテカと凍りつき危険極まりない状態で、このような氷点下での左義長は近年無かった事です。写真の如く晴天域の中、無事にご祈祷を終え寺に戻りましたが、再び除雪に集中し本日の「修正大般若祈祷会」の支度をしたものでした。
平成三十年度 修正大般若祈祷会
卑山では一年を通じて多くの行事が開催されますが、「大般若祈祷会」は特別な行事で、国家を始め国民また檀信徒各家の平穏無事を祈願する祈祷祭です。卑山創建当初より約四百年間に渡って連綿として厳修されて来た法要です。
檀信徒皆様による 般若心経転読
檀信徒総会ならびに年賀会のようす / 大安禅寺枯木堂にて
法要後には檀信徒総会と年賀会が開催されました。和尚が毎年感じる事に、檀信徒皆様の元気な姿に接する時が一番安堵し嬉しく思うものです。そういう意味合いからも、新年のご祈祷会には渾身の法力を以って臨んでいます。檀信徒皆様はじめ御法縁を頂いている多くの縁者皆様方が「安閑無事」である事を心よりご祈念申し上げます。友峰和尚より
大安禅寺責任役員総代の皆様とともに