和尚のちょっといい話
釈迦院時雄さまと、東京から個展を鑑賞に来られた皆様
猛暑からいっぺんに解放されて爽やかな一日となった本日、寳勝寺は終日賑わいを見せました。昨日のオープニングパーティとはまた異なったゆっくりとした時間の流れる中、「荒木芳栄個展」の作品を鑑賞に来られていました。作品自体もなぜか堂内の雰囲気にマッチして来ているようで、お魚の油絵も悠々と泳いで居る様にさえ思えるほどです。荒木画伯の金沢での個展開催も順調に進んでいるようで嬉しく思います。
桂岩寺ご住職様と御母様がご来山下さいました。
現代写真スタジオ・加茂正光様と、東京より荒木画伯の取材に来られた加藤様です。
荒木画伯のご友人である大円様と、吉野様です。
午前中、本尊様御参りのお経を読んでる最中に寺カフェのお客様が来られ、いったんお経を中止したところお客様のほうから「お経を読むのを止めないで下さい。」と言われ、何とも有り難いお言葉と引き続き読経を続けたわけですが、やはりお寺のカフェだけにお客様も十分に承知の上で来ておられることがわかり「ありがたいやら、うれしいやら」展示してある作品を鑑賞しながらの休息のひと時、皆さんも大変喜んでおられる様子で、ギャラリーとしての面目も保っているようです。漸く和尚的にも一段落といった感じですので、再びニューヨーク個展のための作品制作の下書きやレイアウトの準備を始めました。昨日の夕方には、ニューヨークに同行される文房流晴心会・野口美智子先生も御主人と共に寳勝寺に来られ、お弟子さんの浅野様、渡辺様を交えて応接室で久しぶりに和やかな談義の時間を過ごしました。
今回、寳勝寺をギャラリーとして運用しているのも、ニュ―ヨーク個展を意識しての展示工夫となっています。野口先生にも、日本文化である茶道・華道のアメリカでのパフォーマンスについて、和尚から色々お願いもしています。多くのお弟子様が同行予定となっていますが、開催日が迫るにつれ次第にプレッシャーも強く感じるようになってきています。二度ない人生、悔いの無いように全力投球で頑張っていきたいものですね。
「日中友好の朝顔」の花芽も今日は一段と大きくなってきました。夢の膨らむ毎日、朝顔の蕾の膨らみと呼吸を合わせるかのように、和尚の心も膨らんでいきます。頑張れ友峰!!大いに自分自身に向かって鼓舞する今日この頃です。友峰和尚より