寶勝寺日誌
深秋の寺カフェ
2016年 10月 30日
日々寒くなり、本日とうとう全室に暖房を設えました。毎年「今頃から暖房に頼っていては冬を乗り切れない」と思うのですが、秋の寒さは身に沁み、なにより寺カフェのお客様には暖かく過ごして頂きたいと思い、朝から石油ストーブを運び出しました。お客様にはお寺ということもありそれほど期待しておられないようですが、「よかったー、暖かい!」と安心されている様子を伺うと、とてもホッとします。
近頃は外国人の旅行者も多く、ある時は「ここは海外では・・・?」と思うほど全席が外国人観光旅行者でいっぱいになる日もあります。皆様、禅に大変興味が有り、展示されている住職の墨蹟について説明を求められるなどしどろもどろになっています。日頃から色々と準備しておかねばと反省しています。
夏のあいだ不在がちだった近所の猫が、寒くなって、また中庭に戻って来ました。先日は六斗の広見あたりで見かけましたので、ずいぶん広域に行動しているようです。霊苑の工事も着々と進み、忙しい毎日ですが、相変わらず縁側でゆったりしている姿にとても癒されています・・・。