3月, 2023年
第3513話
大安禅寺参道より 桜と新緑の山々を望む
午前9時よりの地元県議会議員候補出陣式の挨拶のため新命副住職並びに藤田通麿総代を伴って選挙事務所に向かいましたが、すでに地元を始め各地区後援会の方々多数が事務所を取り囲んでいました。幸いに快晴のお天気となり気温も20℃と実に爽やかで、次々に挨拶される応援弁士の言葉にも力強さを感じたものです。明日からは4月9日の投票日まで、これまで御支援頂いた各地区の会場にて応援弁士を務めることになっています。出陣式を無事終えたあと、お檀家の堀江氏の御案内で既に告示されている知事選に出馬されている候補の選挙事務所に支援のご挨拶に出向きました。市内では選挙カーから候補者のお願いをコールする鶯嬢(うぐいすじょう)の甲高い声が響き渡り、愈々選挙戦が本格的に始まったようです。
藤田総代の御自宅にて
御手製のミニ盆栽
選挙事務所の帰り際には藤田総代の御自宅に立ち寄り今後の応援演説日程の打ち合わせをしましたが、縁側の外には手作りのミニ盆栽がずらりと並べられており実に見事に育っていました。色々な趣味が有りますが、近くの山々から採集した苔や紅葉の未生(みしょう)などをモチーフにして作成した手作り盆栽はとても愛らしく老後の趣味には最適ですね。
大安禅寺受付にて 孫の永峰
さて金沢に戻る際、孫の瑞月が枯木堂でダイナミックなチアガールの技を見せてくれ大変驚いたものでした。また孫の芭月、永峰に見送られ大安禅寺を後に一路金沢に向かいましたが、実に快適なドライブ日和で途中徳光サービスエリアでしばし日本海を眺めながらゆっくり休息することが出来ました。友峰和尚より
徳光サービスエリアから 春の日本海を眺めました
第3512話
未生流福井支部 山口先生 と 文房流晴心会野口支部 野口先生 黒川先生とともに
新緑に包まれた愈好亭にて久しく華道の先生方と歓談しましたが、福井市に戻る道中は満開の桜並木を横目にしながら自坊に帰りました。このところの寒さのおかげで、満開となった桜も今しばらくは花見が出来そうです。
愈好亭の新緑
明日は地元県議会議員の出陣式が午前9時より予定されており、議員の連合後援会長として最後まで支援して参りたいと思っています。また同時に知事選挙中でもあり、引き続き候補者事務所にご挨拶に出向く予定をしています。相変わらず法務遂行のため福井と金沢を往復する日々が続いていますが、何より健康を回復できたことに感謝する毎日です。
樹々から吹き出す 新芽
助野さんと アトリエにて
このたび世界一になり大活躍した侍ジャパンの大谷翔平選手は何より毎日の健康管理に細心の注意を払い、食べ物に対してもカロリー計算など色々と工夫しているそうで、トップを目指すアスリート達は並々ならぬハードな自己管理の徹底と忍耐力が求められているようです。須らく人生は健康が一番大切ですから、今後も法務遂行のために更に精進努力を続けて参りたく念じています。さて明日午後には再び金沢へ戻らねばなりませんが、故郷の空気を満喫できたことだけでも十分にリフレッシュとなったようです。友峰和尚より
第3511話
寳勝寺 玄関前のしだれ桜が咲き始めました
来年の春に北陸新幹線金沢~敦賀間が開業予定となっていますが、ずいぶん長い間コロナ禍の影響を受け観光客の往来が途絶えていた金沢も3月初旬頃から急激に人流が増え続け、最近ではコロナ禍前の賑わいが戻って来たようです。
地元の観光情報を伝えるニュースでは、金沢市内のどのホテルも満室だとのこと、また市内有名観光地もおおよそ7割ほど復活状況にあるというので、本当に嬉しく思うものです。特に顕著な傾向にあるのは外国人観光客の増加で、金沢港でも大型客船の来港が復活し、5月にはMSCベリッシマ号など約4000人を乗せた大型客船も入港するなど観光業界にあっては本当に久しぶりの朗報となっているようです。
こでまり の つぼみ
宝勝寺カフェは外国人観光客の人気スポット・妙立寺(通称 忍者寺)に隣接しているため、以前のように今後多くの外国人集客が望めることもあり、メニューや看板など外国語案内を表示する作業に入っています。寺カフェのお客様も次第に国外からの観光客の姿が増えつつある昨今です。ところで金沢市内の有名観光地の桜が本日満開となっています! 気温も再び上昇し犀川沿いも多くの花見客で賑わいを見せているようです。友峰和尚より
第3510話
犀川沿い 満開の桜並木見物
本日火曜日は卑山カフェはお休み。日頃の疲れを癒そうと遅起きしようかとも思いましたが、あまりに天気が良いので居ても立ってもいられず犀川沿いの満開の桜並木の見物にウオーキングを兼ねて出発! 気温は10℃と少々低めながら、歩いているうちに体も温まり実に気分爽快でした。
ぐるりと一周して約5キロのウオーキングとなりましたが、春休みとあって多くの家族連れや園児たちが堤防沿いの満開の花見に来ており賑わいを見せていました。
午後からは兼六園横の石川生活工芸ミュージアムで開催されている「春を楽しむ生活工芸展」へ、ガラス工芸作家・髙橋ナオミさんの作品見学に行ってきましたが、これまでの作風とはずいぶんと色合いも変化し、デザインもお洒落で大きな作品もあり一際目立っていました。一般に加え外国人の入館者もおられ、作家達の展示作品に見入っていました。
さて統一地方選挙の県議会議員選挙が31日に告示され、地元議員が出馬予定となっており法務を調整して自坊に戻る段取りをしています。男は度胸!坊主はお経!議員は選挙!です! 何事も為せば成る為さねば成らぬ世の中、世界一になったWBC侍ジャパン栗山監督の言葉を借りれば「信じる者こそ救われる」です。頑張って応援して参りましょう! 友峰和尚より
第3509話
境内の 利休梅 が咲き始めました
相変わらず気温は低く冬物を再び出して着る始末! 寒さにはめっぽう弱い和尚だけに寒さ対策が肝要です。午前午後とも霊前供養諷経が修業されましたが、いづれのご家族とも初めてお会いする方ばかりですから必然的に丁寧なご挨拶となるわけですが、75歳を過ぎて自分と御供養者との会話の仕方など、その対応の仕方にもずいぶんと変化を感じるものです。
午前午後共に 墓前での御供養諷経をいたしました
自分はまだまだ若いと思っていたものの、鏡を見ればどう足掻いても後期高齢者の風貌にて最近では諦めの境地です。ならばどっしりと構えて老僧らしい話し方が有るのではと少々「悟を得た」仙人風を気取ってみるのですが、やはりあるがままのトークが自分には合っているようです。自坊を離れて約11年になり和尚を取り巻く人間関係もすっかり変わり、予想もしなかった御法縁の不可思議に思いを馳せる昨今です。
しだれ桜のもとで 御家族の皆様と
それにしましても今はSNS社会、本当に便利になったものだとつくづく思います! 世界のどこにいてもまるで隣にいるかのように会話やコミュニケーションが出来る現代社会。実にグローバルに交流できる今日に於いて、ホームシックを感じた時代は遠い昔のことなのかも知れません。世界が狭く感じるようになればなるほど、人とのコミュニケーションを大切にしていきたいと思う今日この頃です。さて皆様に於かれましては気候不順の折、くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より
第3508話
スノーフレーク
随分冷え込む朝を迎えましたが、皆様には恙なくお元気にお過ごしでしょうか? 室内気温が6℃ですから寒いのも無理からぬ話で、ちょっと前までとの気温差が15℃も違うのですから、体調管理が極めて難しい昨今です。午前中には金沢市内の葬祭会館に於いて卑山お檀家様の年忌法要が営まれましたが、会館に向かう道中の桜はすでに満開となっている木もあり、冷たい小雨の降るなか、ピンク色ながらなんとも凍えるように咲いているのが印象的でした。
モッコウバラのつぼみ / 寳勝寺境内にて
同じ市内にあっても桜の開花具合はまちまちで、ニュースでも伝えられていますように今年は全国的に各県とも開花状況はまちまちで、やはり近年の温暖化現象による異常気象のせいなのでしょうか? 桜の開花に合わせて人流も多くなりますが、本日は日曜カフェ開業ながら桜のつぼみも再び固く人影もまばらでした。
和尚は相変わらず彼岸明けにもかかわらず法務三昧の日々が続いており、花見見物は当分お預けです。さて大相撲大阪場所も今日が千秋楽! 横綱、大関不在の場所ながら声援にも力の入る取り組みが続きました。力士にとっては白黒を決める熾烈な闘いながら、スポーツ観戦は人々にとっては日頃のストレス解消のひとつともなっているようです。友峰和尚より
第3507話
ふれあいパーク霊苑 しだれ桜が咲き始めています
桜の蕾も戸惑いを見せるかのような気温のアップダウンが激しく、今日はグンと冷え込みました。犀川沿いの桜が満開になるのは昨年より7日ほど早く今月29日頃だそうですが、今か今かと待ち続けている時が一番いいのかも知れませんね。
苑内の 美しい春の花々
土曜日と有って午前中より賑わいを見せた宝勝寺カフェですが、3月に入り外国人観光客も俄然増えて来たようでコロナ禍以前の雰囲気が戻ってきたように思うものです。午前中には墓域での霊前供養が修業されましたが、彼岸の時季とあって多くの墓参の方が来ておられました。
甥っ子の樗木克則さんが 和尚を訪ねてくれました
本日は兵庫県在住の甥っ子・樗木克則さんが社用で金沢に来られ昨年10月に他界された父親の位牌入魂諷経を本堂で厳修しましたが、義兄には京都での学生時代から本当にお世話になり、当時を想いながらの読経となりました。ご供養後は克則さんと久しく歓談しながらそれぞれの家族の思い出話に花が咲きました。
寳勝寺本堂にて 克則さんの父親の御供養諷経を修業いたしました
気がつけば3月も残り少なくなり、小学・中学・大学の入学式を迎えるお子様をお持ちのご家庭では何かと気忙しさが増している事と思います。特にピカピカの一年生入学式ともなりますと親の気持ちは感慨無量なる特別な思いが有るかと思います。また社会人としての入社式に臨む新入社員の皆様も格別な気持ちで待ち望んでいることと察します。
姫水仙 テータテート
和尚も昭和45年4月に修行僧として西宮市・海清寺専門道場に入門した時のことを思い出しました。今では遠い遠い昔の事ながら、昨日のように強い思い出として新鮮な感覚が蘇ってきます。新しい人生に船出する全ての若きチャレンジャー皆様に心から祝意を述べたいと思います。侍ジャパンが世界一になったように、不退転で精進努力の道を歩んで行って欲しいと願って止まないものです。友峰和尚より
第3506話
寳勝寺玄関前の 乙女椿 が満開となりました
栗山監督率いる侍ジャパンが14年ぶりの世界一になったアメリカ戦での劇的な感動シーンの残像が消えない中、今度は新生・森安ジャパン率いる日本サッカー「キリンチャレンジカップ2023・日本対ウルグアイ」の試合が本日午後7時半よりテレビ朝日で生中継されますが、スポーツファンにとってはWBCロスを味わう時間さえないようです。まもなくアメリカ大リーグや日本プロ野球公式戦も始まると、今回の日本チーム選手達の大活躍で各球団とも大盛り上がりを見せること間違いなしの様相です。
ところで栗山監督ならびに森保監督に共通するキーワードは「選手に対する信頼」だと思いますし、名監督としての御両名とも実にソフトなイメージを受けるのも共通点かと思います。今や昔のスパルタ的監督スタイルから親父的監督スタイルにイメージチェンジされていくのも時代の変化なのかも知れません。
紫陽花 「墨田の花火」
また代表選手達のイメージも極めて個性的で、どの場面においても臆することなく戦う、自信あふれる闘志と冷静さには感心するばかりです。各種スポーツ観戦を通して現代日本社会の若き世代の心に秘めた粘り強い根性と闘志を感じ取り、実に頼もしく未来に希望を感じる今日この頃です。さてこれからはいっきにスポーツのシーズンを迎えますが、観戦する側から実践する側に立ち、日々の健康促進のためにも大いに体を鍛えていきたいと思います。頑張って参りましょう!
第3505話
宝勝寺 庫裡玄関前のしだれ桜
〈Serendipity〉 セレンディピティという語がありますが、この度の大谷翔平選手とメジャーリーグのスーパースター・トラウト選手との劇的な9回裏の最後の勝負により三振を奪い日本を勝利に導いたシーンは、まさに大谷翔平選手の持つ「セレンディピティ」です。
金沢市 おしがはら工房にて
ガラス工芸作家 髙橋ナオミさんの 制作現場を見学しました
この言葉はイギリスの政治家にして小説家であるホレース-ウォルポールが1754年に生み出した造語で、「強い意志と能力また念力により素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見したり、ひらめきや想像する念力によって新たなアイデアが浮かび思いもしなかった偶然が起こす幸運現象」のことを言います。
今回のWBCの日本の試合の中でも、大谷翔平選手の野球スポーツに対する熱意や未来への強い思いがセレンディピティ効果となって、まるでドラマをそのまま実現化したような結果を生み出したと思われます。ある意味、大谷選手が今後の若き世代に対し「念ずれば花開く」とのひとつのメッセージとして示したとも言えます。
このような現象は大谷選手のみならず誰にでも起こることですから、まずは自分の心に素敵な未来を想像し無心にして常にピュアな気持ちを保ち、粉骨砕身ならびに精進努力を続けていくことにより偶然ではなく必然的にその思いが現実となることを実際に体験して欲しいと願うものです。
今回出場した侍ジャパンの栗山監督はじめ全ての選手および、視聴率60%もの応援をした国民のすべてが神そのものである事を感じます。要するに「一即一切(いっそくいっさい)」の禅語に示されるように、選手と国民が心をひとつに出来る日本人の素晴らしさこそ侍ジャパンを世界一に導いたものと思います。
神の国、日本!大神様!村神様!素晴らしいWBC選手みな神様!です。本当におめでとうございます!!そういえば大神様(大谷翔平選手)とは天照大神(あまてらすおおみかみ)の化身かも知れんせんね! 友峰和尚より
第3504話
春季彼岸・涅槃会を無事に終え本日はしばし休息日にしようと思いましたが、午前8時からWBC日本対アメリカ決勝戦がライブ中継されるということで自坊アトリエの整理をしながら少しだけ観戦しました。
本日も村神様が特大ホームランを打ち最後は大谷翔平選手が最後に投手として登場しピシャリと抑え劇的な勝利を収めた侍ジャパンが世界一の座に君臨しましたが、まるでドラマを見ているようでした。
駐車場から 枯木堂、御像堂を望む
さて急用で寳勝寺に戻りましたが、帰り際には新命和尚と孫の永峰がお見送りをしてくれました。先般工事の関係で移植した和尚の誓詞の松の状況が気になり見に行きましたが、どうやら無事に育っているようで大変嬉しく思いました。またすぐ横の真っ白なコブシの花が満開となっておりこちらも見事でした。
新命和尚と孫の永峰がお見送りをしてくれました
先日移植した 和尚の「誓詞の松」
こぶしの花が満開
気温がどんどん上昇し20℃を超えたものの、風は実に爽やかで春の息吹を感じながらのドライブ日和となったようです。宝勝寺庫裡前しだれ桜のつぼみが大きく膨らみ、満開となるのももうまもなくのようです。皆様に於かれましてはどうかくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より
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