7月, 2020年

第2530話

2020-07-21

大安禅寺責任役員総代 上田様のお家にて

部屋に入った途端、ハーブの匂いに全身が包まれました。上田様の奥様が手塩に掛けて育てたラベンダーやローズマリー、ジャスミン、ミント、薔薇、レモングラスなどをドライフラワーにして飾られ、見事な出来栄えでした。 奥様はハーブの他にも野菜や花も沢山育てています。

今日は盂蘭盆会棚経のために上田総代のお家を訪ねましたが、ご主人もお庭の手入れには余念が無く、本当にご夫婦で助け合いながら人生を充実させているように思います。

祖霊諷経の際も一緒に読経されますが、和尚が先代住職と共にお参りに伺うようになり約50年、現在では新命副住職とともにお参りすることもあります。 親子3代に渡ってご縁を頂いており、有り難く感謝しています。 お盆の棚経は檀信徒皆様との懇親の場でもあり、欠かす事の出来ない大切な法務となっています。

大安禅寺の庫裡庭にて 龍潭寺むくげ

さて、明日から再び雨になるとか。大安禅寺の庫裡庭には、龍潭寺むくげが満開となり、珊瑚樹や萩も立派な花を咲かせていました。境内には夏セミの声が響き渡り、いよいよ梅雨明けも間近で夏本番を迎えよとしているようです。友峰和尚より

珊瑚樹

第2529話

2020-07-20

金沢寺院の7月盂蘭盆会を全て終え、本日は大安禅寺の盂蘭盆お檀家棚経のために帰寺しました。 日中気温が33℃と真夏日となり、熱中症を気にするほど急激な気温の上昇には流石に体調のコントロールがままならない状態です。

到着後には、お産のために里帰り中のお檀家様の息子さん夫婦と久しぶりに歓談しました。この度、次女が無事に生まれた為、そのご報告とお寺参りに来られ、子供の「健康安心」のご祈祷を受けられました。

麻怜(まれい)ちゃんです

梨帆ちゃんです

近年は福井を離れ都会に就職する若者が増えている為、福井市内ながら地元の町内も次第に過疎化が進んでいくような気配を感じるものです。親にとっては、子供達が郷里を離れていても孫の誕生ほど嬉しくまた幸せに思うものは有りませんね。麻伶ちゃんの健やかな成長を和尚も楽しみにしながら無事を念じています。

さて、明日からはお檀家様の御家へ盂蘭盆棚経に回りますが、8月15日の盂蘭盆会まで棚経が続いていきます。 友峰和尚より

第2528話

2020-07-19

読経三昧の毎日です

久しぶりに良く晴れ渡った真夏を思わせるお天気となりましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか! 梅雨明けにはまだ時間が掛かりそうですが、やはり天気が良いと心も同調して気分の良いものです。

久しぶりの快晴

藤田通麿総代です / 2020年4月 花しょうぶ園にて

今日は大安禅寺責任役員総代・藤田通麿氏が創業された「株式会社アコス」の50周年記念日だそうで早速お祝いメールを送りました。現在は息子さんが社長をしており、親子二代に渡って会社運営に頑張っておられます。

2015年7月 ㈱アコス45周年記念の会にて

藤田通麿総代とは和尚が晋山(住職就任)して以来、今日まで色々な面でアドバイスをして下さり心から感謝しています。

お盆の墓前諷経を修業しました

寳勝寺ではお盆のお参りが続いていますが、本日は本堂で満中陰忌の法要が営まれました。読経をしていると、コロナウイルス禍に有ることを忘れてしまいます。眼に見えないウイルスと霊魂の世界、ご供養を通して安らかな世界が戻って来る事を祈るばかりです。

霊苑事務所スタッフ が 供花のお水替えをしています

少林寺の霊苑にて

さて、午後には少林寺に出向きお盆明けの墓地の状況を見てきましたが、供花やキリコが綺麗に片付けられている御家も有り嬉しく思いました。時間の余裕が出来ましたら墓地内の草引きに入りたいと思います。檀信徒皆様のご協力に心から感謝申し上げます。友峰和尚より

第2527話

2020-07-18

じわじわと再び新型コロナウイルス感染が全国に広がりを見せ始めているようで、今後の動向が心配されます。経済活性化の為に政府が打ち出した「GO TO キャンペーン」も急ブレーキが掛かったような感じで、再び自粛ムードに変わりつつあります。誰もが一刻も早い終息を願っているのですが、まだまだ感染防止のための更なる協力が必要のようです。

さて本日も午前中にはふれあいパーク霊苑での墓前年忌法要が修業されました。8月15日の旧盆までは、明日からも墓前でのご供養が続いていきます。

午後からは、以前寺カフェでアルバイトをしてくれていた学生さんが友達と共に訪ねて来てくれました。聞けば今年から金沢の大学で新たな電子工学分野に挑戦しているとの報告で大変嬉しく思ったものです。二人ともに卑山カフェの手伝いをしてくれていただけに、新たな目標に向かって進む姿に心からのエールを送りたいと思います。友峰和尚より

第2526話

2020-07-17

桔梗のつぼみ

昨日は久しぶりに太陽を拝むことが出来ましたが、今日は再び午後から雨となりました。金沢寺院「盂蘭盆会」の行事を全て終え、本日はゆっくり過ごすことが出来ました。

佐藤さんとともに

午前中には佐藤元治さんが訪ねて来られ応接間で歓談しましたが、外資の保険会社に勤務している為、各種保険についての色々な話を聞き大いに勉強になったものでした。本当に世の中解らないことばかりで、どうやら加齢と共に記憶すらも曖昧になっていく今日この頃、もはや保険は必要ないのかも。

ふれあいパーク霊苑 夏の花々

さて、休息日を利用して先般より痛めていた腰と膝関節治療のため、かかりつけの川北病院に出向きました。毎年この時期は盂蘭盆会行事で多忙を極め、当然のことながら腰痛に悩まされます。

川北哲院長先生とは長いご縁を頂いており、本当に親切丁寧に治療とカウンセリングをして下さり心より感謝しております。さて8月の旧盆まで、まだまだ読経の日々が続きます。頑張って参りましょう!友峰和尚より

第2525話

2020-07-16

㈱豊蔵組様より 自社栽培の 「金沢すいか」 を御供え頂きました

午前6時より朝課(朝の読経)を開始し、昨晩一泊された大西様ご兄弟もお参りされ焼香されました。昨晩は遅くまで思い出話しが弾み今朝方は少々寝不足気味でしたが、御盆ということもあり祖霊供養と家内安全のご祈祷を合わせて修業しました。

大西様ご兄弟 / 少林寺にて

午前中には野町・少林寺にお二人をご案内し、参詣後に応接間にて歓談しました。二日間という短い時間でしたが、久しぶりの再会に話が尽きることは有りませんでした。

帰路出発の際 宝勝寺玄関にて記念撮影をしました

午後、大西様ご兄弟を金沢駅までお送りした後は、寳勝寺にて来客者の応対に当たりました。お盆も今日までですが、例年とは雰囲気もずいぶん違って、常に緊張感が抜けない状態が続いているように感じます。

御挨拶に来寺された 桂岩寺ご住職 と ㈱豊蔵組様 とともに

東京や大阪では新型コロナウイルス感染者がここに来て増加傾向に有り、本当に心配されます。寺カフェも再び開店休業状態で常に模索が続いています。

㈱豊蔵組 豊蔵享一社長 と 江川三次部長 です

なかなか収まらないウイルス感染拡大ですが、感染予防対策に配慮しながら8月の盂蘭盆会を無事に修業したいと念じています。友峰和尚より

活き活きとした かたばみ

第2524話

2020-07-15

大西様ご兄弟とともに

兵庫県にお住まいの大西正彦氏と大阪府にお住まいの大西啓之氏御兄弟が本日寳勝寺に来て下さり、久しぶりの懇親時間を過しました。

今からちょうど40年前(1980年)、大安禅寺の隣町・南楢原町に料理旅館「越前荘」を建てる計画が発表された折、その建築を指揮するため兵庫から大西正彦氏が派遣され福井に来られました。その時、大安禅寺へ挨拶に来寺されたのが御縁となり、今日まで長きにわたり友人としての御付き合いをしています。弟の啓之氏は当時大阪の印刷会社に勤務していた関係で大安禅寺の観光パンフレットをすべてお願いすることになり、それが御縁で今日まで御付き合いをしています。

ふれあいパーク霊苑にて

正彦氏は今回初めて寳勝寺を訪ねて下さり、これまでの色々な思い出話に時間を忘れて歓談したものです。当時、大安禅寺の近くには大きな旅館が皆無だったため、大安禅寺の観光開発を進める為には必要不可欠の建物となりました。

寺カフェにて 久しく歓談致しました

旅館完成後は大西氏と交流を深め、以前には御自宅に泊めて頂いたことも有るほど親交を深め今日に至っています。「友遠方より来る また楽しからずや」 四方山話はまだまだ続きそうです。友峰和尚より

第2523話

2020-07-14

本年度、金沢兼務寺院4ヶ寺の盂蘭盆会をすべて円成し、本日は野町・少林寺の見回りと後片付けに午後より出向きましたが、墓地には金沢市のお盆の風習として親戚の方や会社関係の方がそれぞれ縁故者の墓地に参詣に来られていました。

涼しい気候の中 咲き続けるバラ / 宝勝寺ふれあいパーク霊苑にて

普段は静かな寺もお盆だけは車の出入りも激しく、参詣者がどなたなのか把握するのは墓地に供えられたキリコの名前を見て確認できます。福井にはそのような風習が無いだけに、祖霊を偲ぶ敬虔な報恩の気持ちが吊るされたキリコから伝わってきます。

寳勝寺ふれあいパーク霊苑にも、途切れることなく墓参の方が来ておられました。さてひと段落したところで8月15日の「大安禅寺盂蘭盆会」修業に気持ちを切り替えていきたいと思います。坊主はお経!お盆月は読経三昧の日々が続いていきます。友峰和尚より

たくさんのお花が お供えされています / 合祀墓 宙そら にて

第2522話

2020-07-13

北條総代御夫妻とともに

朝一番に北條英俊総代様と奥様が墓参と帰路のご挨拶に来寺され、昨日に引き続き歓談しました。お盆と有って今日も多くの方が墓参に来ておられましたが、小雨を受けて苑内の草木が生き生きとしていました。

(左から) 河野秀一氏、漆原慎氏とともに

午前10時には、㈱サフィール代表取締役・河野秀一氏が、ウエルスデザインラボを運営している漆原慎氏を紹介下さるとの事で寳勝寺を訪ねてくれました。

傳燈寺にて

午後からは金沢兼務寺院、傳燈寺の盂蘭盆会修業に出向きましたが、傳燈寺町会長の西川久行氏が待っていて下さり、さっそくに堂内の大掃除から始めたものの先般の大風で室内が大変汚れており、相当時間がかかってしまいました。

山中のため 湿気を含んだ畳を上げました

傳燈寺町会長の西川氏と 茶礼をしました

傳燈寺は、伺うたびに約600年の歴史の深さを実感するものです。西川氏同席のもと先代住職・宮崎恭黄和尚並びに盂蘭盆会祖霊供養諷経を修し傳燈寺を後にしました。

盂蘭盆会祖霊供養諷経を修業いたしました

今年も金沢兼務寺院4ヶ寺の盂蘭盆会を全て円成出来た事に感謝しました。来年は大本山妙心寺宗務本所より寳勝寺兼務住職の辞令を受けてちょうど10年目を迎えます。今後も一層精進して寺院護持発展に尽力して参る所存です。友峰和尚より

第2521話

2020-07-12

令和2年度 寳勝寺盂蘭盆会 が 厳修されました

午前10時半より「寳勝寺盂蘭盆会」が厳修されました。檀信徒皆様も早朝より次々に来寺され、北條総代様並びに須貝総代様が行事受付をされ、法要が始まるまでの間、和やかな懇親のひとときとなりました。

宝光寺御住職が御加担下さいました

盂蘭盆会 追善の偈

心配された雨も止み、涼しい風が堂内に吹き込むなかソーシャルディスタンスを守って参詣者皆様が着席された後、盂蘭盆会が厳粛に修業されました。今年は規模を縮小して執り行われましたが、氷見市・宝光寺住職に御加担を頂き、滞りなく11時半に終了しました。

本日も盂蘭盆会祖霊供養の後、新型コロナウイルス疾病退散ならびに家内安全、健康安心御祈祷も合わせて修業させて頂きました。

祈祷太鼓を打ち鳴らし 御祈祷致しました

卑山ふれあいパーク霊苑には今日も終日多くの墓参の方が来ておられ御線香の煙が漂っていました。今年は霊苑の合同慰霊祭も延期されたまま開催のめどが立たない状況となっていますが、午後からは代々墓はじめ卑山歴代住職の祖霊供養を墓前にて修業した次第です。

午後より 盂蘭盆の墓前諷経を修業致しました

三界萬霊塔、歴世塔、歴代住職・全檀信徒家名版の御真前にて

歴代住職のお墓 「歴世塔」

明日には傳燈寺に出向き、盂蘭盆会諷経を執り行う予定となっています。毎年恒例の行事では有りますが、今年も無事に修業出来た事に安堵した一日となりました。友峰和尚より

早朝、北條総代ご夫妻、須貝総代ご夫妻とともに 

« Older Entries Newer Entries »

Copyright© 2014 臨済宗妙心寺派 太白山 寶勝寺 All Rights Reserved.

〒921-8033 石川県金沢市寺町5丁目5番地76号
電話:076-287-3870