3月, 2015年
続いています、式台復元工事 3/2
塗装屋さんです。
寺カフェオープン後も続いております式台復元工事です。今日は塗装屋さんが来られており、階段に汚れ止めを塗られています。ピカピカと輝く階段、完成が待ち遠しいです。
第561話
黄砂にPM2.5にスギ花粉にインフルエンザと、本当に息をするのも困難な最近の空気状況。マスクが離せない日々が続いています。お天気は良いのにどんよりと霞がかかったようなお空、本当に心配になりますね。寺カフェが再開されて3日目ですが,順調にお客様が利用されております。和尚のお客様も来られ、どなた様もゆっくりされて寶勝寺の法悦に浸っているようでした。そんななか、今日は、栃木県鹿沼市にお住まいの寳勝寺檀信徒・北條淳子様より、手作りのランチョンマットが送られて来ました。とても素敵なマットです。
北條淳子さまから頂きました、御手製のランチョンマット
有りがたいですね。寺カフェにて使用されている調度品はいずれも御寄進を頂いた物が多く、本当に有り難く感謝しております。基本的に、寺院は縁者のご寄進によって運営されて行きますから、理想的な展開となっています。多くの縁を頂きながらの寶勝寺・寺カフェです。早速に使用させていただきます。お客様の歓談する、楽しい笑い声が聞こえてきますと面目躍如の感が有ります。返すがえすもお寺は市民の憩いの場であって欲しいと願うばかりです。今日は寶勝寺総代の須貝様もお友達を連れて来て下さいました。3月22日にはお彼岸会法要が有りますが、檀信徒の皆様にも修復なったお寺をご披露したいと思っています。
須貝様、同窓生のご友人様とともに
西方寺ご住職様、妙法寺副住職様とともに
大工師の岩内様が、ご家族と寺カフェへお越し下さいました。/ 3月1日撮影
妻も毎日、お庭の整備を続けています。まもなく式台(玄関)が完成しますと、春のお花道を通っての堂内入りとなります。どうぞお花の鑑賞も楽しみに御出で下さい。友峰和尚より
第560話
今日から三月!春がやって来るのは嬉しいですが、反面、足早に過ぎ去って行く月日には驚きを感じます。三月のことを昔の暦で「弥生」(やよい)と言いますが、その意味は新芽の吹き出るさまを言い「いやおい」から弥生になったとあります。まったくその通りで、この時期いっせいに枝木が新芽を吹いて行きます。時折、新芽の吹く様子を高速度カメラで撮影した映像が放映されますが、実に初々しく、なんとも愛らしく、また微笑ましくさえ感じるものです。
「春は花 夏ホトトギス 秋の紅葉葉(もみじば)」とは、あの有名な良寛和尚の辞世の歌ですが、「人生を振り返ってみれば、自然のありのままが最も心の安らぎを得るときであった」との悟りの境地でもあります。日曜日の寶勝寺、冷たい春雨の中を、金沢観光に訪れた若者達で寺カフェが賑わっていました。春の枝木のみならず若者もまた、新芽を吹くかのように溌剌とした春気を身体いっぱいに、満面の笑みを浮かべて楽しんでいるかのようでした。
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「若者っていいですね!」和尚にだって若いときは有りましたよ。若者に負けじと気持ちだけは春風のように、生き生きとして参りたいものですね。さて、この時期の早朝の坐禅もまた格別ですよ。皆様、春の息吹を体全体で感じ取ってみませんか?本当に生きてるって感じです。命の有りがたさを身をもって知る季節のようです。友峰和尚より
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