和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第615話 】
2015年 04月 25日 談
強力な助っ人様のおかげで今日は、花菖蒲園の補植作業がダントツにはかどりました! 朝方、野口義博様よりお電話を頂き、補植のお手伝いをしてくださるということで本当に嬉しく思いました。和尚ひとりの力ではもう限界が来ています。
昨年に引き続き、表具師の斎藤公一さんも加わって、予定より早く午後4時には今日の作業がすべて終了となりました。もちろんそのほかにも、檀家さんで世話方さんの御三名もお手伝いくださいましたが、思ったよりもずっとずっと整備が進み、大満足です。
野口義博様は、いつもお世話になっています文房流晴心会・野口美智子様のご主人です。思えば和尚との出会いは40年前に遡ります。和尚が僧堂での修行を終えて大安禅寺に戻り、少林寺拳法の道場に通い始めた折、その道場で知り合ったお友達です。それ以来40年が過ぎ、再び新たな出会いとなりました。同世代のお友達ですから気を遣うことも無く、楽しい作業となったのは言うまでもありませんが、なにしろどちらも「年寄」故に、流石に長時間労働だけは避けましたよ。
さて写真の如く花菖蒲も補植されて、いちだんと活き活きして参りました。明日も引き続き園内整備が予定されていますが、今日は野口様の「あったか~い」心を身に染みて感じ取った感動の一日でした。昨日は庭師さん、今日は園芸家、明日は土木作業員と、日々仕事が変化して行きます。なんでも屋さんの和尚の仕事が続いていきます。友峰和尚より