和尚のちょっといい話
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友峰和尚のちょっといい話 【 第4336話 】
2025年 07月 01日 談
今日から7月文月(ふみづき)に入り、今年も半分過ぎてしまいました。午前中に少林寺お檀家総代宮﨑家の月参りに出向きましたが、気温がグングン上がり遂には34℃を超え真夏日となりました。宮﨑家の御宅は江戸時代から続く釜師の名門で、仏間の障子戸が開放されお庭の見える縁側はなんとも昔ながらのお精霊迎えをする時のお盆独特の雰囲気が感じられ懐かしく思ったものです。
「 水声 」 友
7月はお盆月ということで午後からは職員と共に少林寺盂蘭盆会の準備に取り掛かり、堂内の掃除とガラス拭きなどをするとともに和尚は墓域に除草剤散布をしましたが、あまりの暑さに熱中症を心配するほどでした。
少林寺盂蘭盆会を前に
少林寺の大掃除をしました
明日は飛騨高山安国寺に午後より出発する予定をしており、昨年8月31日に遷化された安国寺五十一世大雄英信和尚の小祥忌が7月3日午前10時より厳修されるため、その導師として出頭致します。大学時代からの無二の親友でもあり心よりご冥福をお祈りする次第です。
福邦銀行金沢中央支店 の 堀口さんと
ミュンヘンから帰山して約1週間が過ぎましたが、いまだに時差ボケの症状が回復しないままの状況が続いています。というより渡欧ロスの影響が大きいのかも知れませんね。全身全霊で臨んだ今回のアンジ-市での「日本禅文化交流会」はこれまでよりいっそう充実した新鮮な感覚がいつまでも残る催事となったようです。猛暑の砌、くれぐれもご自愛ください。友峰和尚より