和尚のちょっといい話
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暖かい日曜日の朝を迎えましたが、午後からは曇り空の天気となり気温も17℃と過ごし易くなりました。午前中は少林寺アトリエにてフランス・アンジー市で開催される墨蹟展の書画制作に当たり、日本で外国人観光客に大変人気のあるというお抹茶の茶碗の絵を描いてみました。宝勝寺のカフェでは金粉入りのお抹茶が最も人気のあるメニューになっており、もはや日本国内で抹茶が品薄になっているというほどです。
またアンジー市に因んで「安慈(あんじ)」と墨書しましたが、「安らかで慈しみの街」という意味です。色々書いてみましたが、今回はユニークな禅画も展示してみようと楽しみに描いています。午後からは小雨模様となり、墓前での開眼納骨諷経が桃雲寺御住職によって修業されました。
さて大安禅寺では本日、文房流晴心会野口支部の皆様による華展と茶会が開催され多くの参詣者で賑わいを見せたとの報告を受けましたが、華展は4月27日(日)まで開催されていますので是非御来寺くださりごゆっくりとご鑑賞頂ければ幸いです。
本日、大安禅寺で開催されました 文房流晴心会野口支部の皆様による御茶会
文房流晴心会 姉崎素心様と 野口翠智先生
ここに来て本当に新緑の色を濃くして参りました!いいですね!本当に心から和みます。江戸時代の俳人・山口素堂の一句「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」はこの時期にピッタリですね。
宝勝寺ではメジロやうぐいすが桜の実をついばんでとても長閑な風景を見せています。いつの間にか春から初夏へと季節は足早に移り変わっていく今日この頃のようです。友峰和尚より
文房流晴心会野口支部の皆様 新命玄峰副住職とともに