和尚のちょっといい話
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友峰和尚のちょっといい話 【 第4255話 】
2025年 04月 11日 談
宝勝寺 山門前庭の“源平しだれ桃”
幾分早朝の気温が高くなり寝起きもずいぶんと楽になった昨今ですが、宝勝寺の境内をぐるりと散歩するのが日課となって来ました。先般の電柱地中化工事後、山門前の庭を復元すると同時に新たに植樹した源平しだれ桃の花が咲きなんとも愛らしい姿を見せています。
まだ背丈は低く小さい木ですが、来年にはもっともっと沢山の花を咲かせることと思っています。和尚の今年77歳の喜寿を迎えた記念として作庭され約1ヶ月が経ち、次第に庭全体に落ち着きが出て来たように感じます。
宝勝寺 おかめ桜の下で咲き始めたスミレ
この時季の境内一帯の樹木や花を観賞するのは実に楽しい気持ちになるもので、特に新芽を出し青葉若葉が広がってやがて花のつぼみが大きく膨らんでいく姿は否応なく癒されるものです。若い時代には気づくことも無かった自然の営みのダイナミックな働きは人間の心臓の鼓動にも似て、ひとときも休むことなく活動し続けているようです。午後からは晴れ間の見える穏やかな気候となり、法務の合間を見てウオーキングに出掛けました。
尾山神社
玉泉院丸庭園
本日の 犀川大橋からの景色
犀川沿いの満開の桜も強い風に煽られ桜吹雪となって舞い散る姿も見事です!「桜花無尽蔵」まったくにあるがままですね!皆様、元気に参りましょう!
桜散る 浄土の道や 僧行きて 友峰
犀川に 桜まい散る 破願僧 友峰