和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第4254話 】
2025年 04月 10日 談

 

「散る桜 残る桜も 散る桜」「三日見ぬ間の桜かな」と名残惜しい満開の桜並木ですが次第に散り始めています。終日大気の状態が不安定で雨模様の天気となりましたが気温は上昇して18℃と比較的に暖かさを感じるなか、午前中には少林寺檀家総代・中山家の月参りに出向きました。月参りもかれこれ約10年近くなり、読経後は御当主と親しく歓談の席となっています。

 

午前10時半より 山﨑家 開眼納骨供養ならびに満中陰忌墓前諷経を修業

 

帰山後はふれあいパーク霊苑にて開眼納骨供養ならびに満中陰忌墓前諷経を修業し、午後からも引き続き宙(そら)真前にて納骨之儀が修業され追善供養の一日となったようです。

 

午後より 林家 納骨之儀を修業いたしました

 

ふれあいパーク霊苑ではこれまでに多くの方々との御法縁を頂いており、最近では彼岸会、盂蘭盆会に関わらず毎日のように墓参に来られる方が増えており和尚の理想とする祖霊供養の風景が広がりを見せ、大変嬉しく思っております。また霊苑内の草木も青葉若葉の新芽を出し、ほのかな匂いが参詣者の心を慰めるようでした。

 

霊苑内では バラの新芽が生長しています

 

和尚の日々の法務遂行の中心は墓前での読経に有りますが、黄砂や花粉やPM2.5など大気汚染の影響からか喉の調子が悪くうがいや喉の薬が欠かせないのが難題となっており、昔の話ですが遂には声が出なくなった時期もあっただけに喉の調子との対話が続くこの頃となっています。蜂蜜やのど飴が効果があるとの事ですが、糖分が高いため頂くには悩ましいかぎりですね。さて気温の上昇に合わせボルテージも少しずつ上げて参りたいと思います。皆様にはくれぐれもご自愛ください。友峰和尚より

 

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