和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第3965話 】
2024年 06月 25日 談
文建協・高木主任と
大安禅寺での朝を迎えましたが、昨晩は久しぶりにぐっすりと睡眠を取ることが出来ました。
それと言うのも山間に佇む静寂な環境ゆえに、夜中にサイレンの音がけたたましく鳴り響くことも無く全くにサイレント世界で加えて楽しい夢を見ていたように思います。生活環境によって毎晩見る夢さえも違うようです。
朝一番に修復工事現場を高木氏ならびに中島現場監督の案内で見て回りましたが、ずいぶんと細かい修復作業に入っていました。
本堂屋根の銅板葺作業も始まっており、作業の難しさを感じ取りながら視察しました。
大安禅寺花園流御詠歌講員皆様の昇格試験合格の賞状授与式
藤田喜代子様
また午前10時半より大安禅寺花園流御詠歌講員皆様の昇格試験合格の賞状授与式も松雲の間にて行われ、祝辞を述べました。
御詠歌講員の皆様と
午後からは新命副住職も加わり本堂照明器具や障子戸などについて話し合われましたが、修復工事は順調に進んでいるとの事で安堵しています。
中島現場監督と高木主任、文建協スタッフの方々
さて、昨日はこの度開催された文房流晴心会野口支部の皆様による華展の後片付けに野口先生はじめ社中の方々が来られ、松雲の間にて謝意のご挨拶を申し上げたあと和合の茶礼の席となりました。
野口翠智先生とお社中の皆様と
今回で30回以上となった華展開催だけに、御社中皆様の力の入った立派な作品ばかりでした。
大作の前で 記念撮影
枯木堂に活けられた大作の前で記念撮影をしましたが、華展が終了するといっきにお盆月を迎えます。
孫たちと
幸いに心配された梅雨特有の大雨も無く今のところ穏やかな日々となっています。本日も寸暇を惜しんで庫裡自室や倉庫の最終整理作業に専念しましたが、夕刻にはどうやら今回の目的を達成出来たように思います。
「1日作さざれば1日喰らわず」で、身体全体を動かすことはほんとに楽しいですね。頑張ってまいりましょう。友峰和尚より