和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3961話 】
2024年 06月 21日 談

 

北陸地方の梅雨入り宣言がもうまもなく発表されると思いますが、本日も朝から蒸し暑い気候となりました。午前10時より昨日に引き続き「楽く楽く法話」が催行されるため本堂内は朝早くから冷房をフル回転させ涼しくして参詣者の御来寺を待ちましたが、本日は岐阜県中津川市の臨済宗妙心寺派寺院 松源寺小島御住職、副住職ならびに花園会の皆様がご参詣くださいました。

 

松源寺花園会の皆様が御来寺くださいました

 

小島御住職とは花園大学卒業以来約半世紀に渡って御法縁を頂いており、久しぶりの御目文字となりました。同じ宗派の団体様とあって檀信徒皆様ともすぐに打ち解け、実に気持ちよくお話しすることが出来ました。

 

松源寺 小島御住職、副住職とともに

 

法話終了後に住職としばし歓談しましたが、本当に学生時代の親交が懐かしく思い出されました。松源寺新命副住職も飛騨・安国寺住職ならびに卑山新命玄峰と同期ということだそうで、不思議な御縁を感じたものでした。いつの日か中津川市・松源寺様を拝塔したいと再会を願ってお見送りしました。

 

法話終了後、喫茶室にてひとときのご休憩

 

 

夕刻 安田様御夫妻が明日の法要の打ち合わせに来寺くださいました

 

さて7月お盆月を目前に年忌法要や祖霊供養を修業されるお家が増えて参りました。7月は昔の暦では「文月(ふみづき)」と言われますように黄泉の国と文を交わす月で、7月7日の七夕の由来は「棚旗(たなばた)」から来ており、いわゆる精霊棚を縁側に設えて祖霊を迎え、笹竹に短冊にメッセージを書いて祖霊の御供養を修業する月といわれています。いずれにしましても父母の恩と祖先の恩に感謝しながら日々を穏やかに過ごして参りたく念じています。友峰和尚より

 

 

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