和尚のちょっといい話
ふれあいパーク霊苑 しだれ桜が咲き始めています
桜の蕾も戸惑いを見せるかのような気温のアップダウンが激しく、今日はグンと冷え込みました。犀川沿いの桜が満開になるのは昨年より7日ほど早く今月29日頃だそうですが、今か今かと待ち続けている時が一番いいのかも知れませんね。
苑内の 美しい春の花々
土曜日と有って午前中より賑わいを見せた宝勝寺カフェですが、3月に入り外国人観光客も俄然増えて来たようでコロナ禍以前の雰囲気が戻ってきたように思うものです。午前中には墓域での霊前供養が修業されましたが、彼岸の時季とあって多くの墓参の方が来ておられました。
甥っ子の樗木克則さんが 和尚を訪ねてくれました
本日は兵庫県在住の甥っ子・樗木克則さんが社用で金沢に来られ昨年10月に他界された父親の位牌入魂諷経を本堂で厳修しましたが、義兄には京都での学生時代から本当にお世話になり、当時を想いながらの読経となりました。ご供養後は克則さんと久しく歓談しながらそれぞれの家族の思い出話に花が咲きました。
寳勝寺本堂にて 克則さんの父親の御供養諷経を修業いたしました
気がつけば3月も残り少なくなり、小学・中学・大学の入学式を迎えるお子様をお持ちのご家庭では何かと気忙しさが増している事と思います。特にピカピカの一年生入学式ともなりますと親の気持ちは感慨無量なる特別な思いが有るかと思います。また社会人としての入社式に臨む新入社員の皆様も格別な気持ちで待ち望んでいることと察します。
姫水仙 テータテート
和尚も昭和45年4月に修行僧として西宮市・海清寺専門道場に入門した時のことを思い出しました。今では遠い遠い昔の事ながら、昨日のように強い思い出として新鮮な感覚が蘇ってきます。新しい人生に船出する全ての若きチャレンジャー皆様に心から祝意を述べたいと思います。侍ジャパンが世界一になったように、不退転で精進努力の道を歩んで行って欲しいと願って止まないものです。友峰和尚より