和尚のちょっといい話

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友峰和尚のちょっといい話 【 第3189話 】
2022年 05月 11日 談

花しょうぶ園の整備

 

3回目のモデルナワクチン接種を受けた後しばらくの間、嗅覚と味覚が無くなる症状が表れ微熱と身体の怠さも加わって大変しんどい思いをしたものでした。人によっては無症状の方もおられたそうですが、和尚は特に味覚が失われ何を食べても変な味がして困ったものです。単に味が分からなくなるのではなく、「まずい」という表現が当たっているかと思います。人間にとって臭いや味覚が失われるのは本当に辛いものだとしみじみ思いました。

 

 

 

 

 

自坊に久しぶりに戻ると最初に感じるのはまず臭いで、玄関の臭い、部屋の臭い、布団の臭い、台所の臭い、本堂の臭い、それぞれ違っていてとても懐かしく思う瞬間でもありホッとするものです。また味覚も同様で、妻の作る料理の味わいは格別でこちらも安堵する感覚です。コロナウイルスに罹患された方の話では、随分と長い期間味覚・臭覚障害に悩まされるというのですから大変な事だと察するものです。

 

新命副住職とともに 上田総代のお家へ伺いました

 

さて本日も自坊での仕事遂行となりましたが、午前中には新命副住職とともに上田総代様宅に所用でお伺いし綺麗に手入れされた庭園を眺めながら歓談しました。花菖蒲園の整備にも入り、大安禅寺境内一帯もいよいよ本格的な初夏を迎えようとしています。 草むしり モグラの穴に 初夏の風 友峰

 

花菖蒲 順調に生長しています

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