和尚のちょっといい話
傳燈寺にて 境内にある倉庫の整理をしました
本日は瑞應山 伝燈寺に出向き倉庫の整理と筍掘りをしましたが、以前からずっと気になっていただけに倉庫内の物を仕分けしながらの作業となり、ずいぶんと時間が掛かってしまいました。筍はいつもお世話になっている西川久行さんが既に用意してくださってあり、筍のほかにもウドや色々な山菜を頂きました。
古い食器やテーブル、暗幕、掃除用具など・・・
ガラス工芸作家の 髙橋ナオミさんがお手伝いしてくれました
境内地の竹林で タケノコ掘りをしました
伝燈寺町の 西川さんです
西川さんが掘ってくださった たけのこ
< 傳燈寺 境内の新緑の風景 >
寳勝寺を金沢兼務寺院4カ寺の拠点として寺院運営管理をしていますが、時々自然豊かな伝燈寺に行くことを楽しみにしており、今日などはしきりにウグイスや色々な野鳥の啼く声にとても癒されるものです。また筍掘りなど適度な運動で汗をかくのも大変気持ちの良いものです。お昼にはガラス工芸作家の高橋ナオミさんが手作り料理をご馳走してくださり、自然食材を使用したとても美味しいお料理でした。
境内から望む 村々の新緑の風景
本堂にて しばし 坐禅をしました
食事後は本堂にてしばし坐禅と歴代祖師諷経を修業しましたが、閑静な佇まいの傳燈寺はまさに別世界でした。今日一日では全ての整理整頓が十分でなかったため後日改めて倉庫の整理と草刈りに出向く予定となっています。
中国の禅僧 百丈懐海禅師(ひゃくじょうえかいぜんし)の言葉に「一日作(な)さざれば 一日食らわず」という有名な言葉が有りますが、成程その通りだと合点します。健康管理のためにも、また認知症防止のためにも「頭を使い 心を活かし 身体を働かせる」ことの大切さを思う今日この頃です。友峰和尚より