和尚のちょっといい話
快晴となった本日、午前中より大安禅寺鐘楼屋根の葺(ふ)き替えが始まったそうでさっそく動画が送信されてきました! これまでの屋根は瓦葺きでしたが、この度は創建当時に戻すということで“こけら葺き”技法での葺き替えとなっています。鐘楼の基礎である石垣も昭和23年6月に発生した福井大震災で凹凸(おうとつ)が出来ていた為すべて組み直し、しっかりとした見事な元来の形に修復されました。
こけら葺きに使用される 竹くぎ
それにしても文明の力と言いますか、電子社会の発達のおかげでリアルタイムで現場の状況が送信されて来る時代、本当に便利で有りがたく思うものです。諸堂のすべてが約400年前の創建当初の姿に復元される日を今から首を長くして楽しみにしています。
寳勝寺玄関にて 少林寺の奥様とともに
和尚は終日、宝勝寺自室の事務書類整理に当たりましたが、書類があまりにも増えていく現実には閉口してしまいます。ファイルで分類する度に頭が重く感じますが、やはり加齢が原因なのでしょうか? どのような書類もすぐに整理をしないと、あとあと整理するのは本当に辛いものです。
寳勝寺境内の 二本のしだれ梅
しだれ紅梅
しだれ白梅
本堂裏庭の白梅
ふれあいパーク霊苑 奥の院の しだれ紅梅
さて寳勝寺の紅白の梅の花が開花を始めたようです! お昼過ぎには少林寺の先々代奥様が散歩で寄られ、床几に腰を掛けてしばし歓談しましたが実に気持ちの良いものでした。春はいいですね! ふれあいパーク霊苑内では雪吊りの縄外し作業が行われていました。もうまもなく桜の季節を迎えますよ~。お~い春よ来い!早く来い! 友峰和尚より