和尚のちょっといい話
友峰和尚のちょっといい話 【 第2845話 】
2021年 06月 01日 談
ふれあいパーク霊苑の草引き
日本の農業離れは将来深刻な状況を生み出すであろうと危惧するものです。古(いにしえ)の何れの戦(いくさ)に於いても最後は兵糧攻めにあって飢餓で敗戦する事実が多く語り伝えられてるように、島国日本に於いては国土の周りは海ということは既に水攻めでぐるりと囲まれており、今度は兵糧攻めということになればあっという間に国が滅んでしまいかねません。日本を守るためにも国策として農業の推進を大いに願うものです。
苔や芝生の間に生える 細かな雑草を引いています
本日は火曜日で休日でしたが、ふれあいパーク霊苑内の雑草が勢いを増して来たため午前午後とも草引きに入りました。要するにもはや街なかにあって草引きする人手を求めるのは不可能に近く、このことも農業離れからくる一つの現象かと思われます。
㈱アースグリーン 中野氏とともに
以前よりお願いしておいた卑山御用達の造園業主の方も草引きの人手集めには苦労しているとの事。ならば和尚が自分でやらねばなりません。お陰様で夕刻までには予定通りに全ての作業を終えることが出来ました。有り難し、有り難し。草を引きながら農業に従事する担い手を育成する必要性を強く感じた一日となりました。友峰和尚より
少林寺檀信徒 桑島様とともに
チェリーセージ / 寳勝寺境内にて